文学部 人文学科 文学コース
英語学・英文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生、3年生、4年生
対象学部等:
イギリス文学演習 IV
English Literature (Seminar IV)
講義題目  Jane Austen研究
教授 鵜飼 信光
科目ナンバリングコード: LET-HUM2575J
講義コード: 18054308
2018 前期
毎週 木曜4限
伊都 401 教室
E/J科目 (日本語, English)
授業の概要  この授業では、Jane Austen(1775-1817)の後期作品Emmaを読む。
 作品の概要:イングランド南部のとある田舎で一番の家柄の家の次女エマは善良で聡明であるものの、幼い頃母が亡くなり、あまり聡明でない姉も嫁ぎ、父も家庭教師も寛大であったため、いくらか我が儘で、思いこみの激しいところがあった。彼女は退屈しのぎに近所の身分のやや低いハリエットと親しくし、その縁談をまとめようと計画する。エマが幼い頃から彼女の欠点を指摘し世話を焼いてきた近所の紳士ナイトリー氏は今回もその計画を非難するが、エマは聞く耳を持たない。そしてエマは順調にその計画を進めているつもりだったが、やがて大きな勘違いに気づき・・・。
 授業での留意点:「自覚されない恋」を描く典型的な作品だが、そうした無自覚さの問題は、認識の恣意性や認識に対する外部からの影響、教育の可能性や限界など、他の問題との広い関連性を持つ。そうした点や、社会的な問題、すぐには読み取りにくい微妙な仕方で織り込まれている登場人物たちの出来事や心理、喜劇的な要素などを考察しながら作品を読み進める。
 初回は授業の説明を行う。作品を初回以外の授業の回数でほぼ等分し、毎週、三人の人に、作品の要約と問題点の指摘をする発表を行ってもらい、議論する。
 学期末の筆記試験と3000字の小論文によって成績を評価する。各50%。筆記試験は、初回の授業で指定した約14ページ分の範囲から、主に英文解釈の問題を出題する。初回の授業で出題の形式の見本を提示する。小論文を書く際の留意点は初回の授業で説明する。

(We will study Jane Austen's Emma, focusing on about 30 pages of the novel every week, and thus reading through the entire novel by the end of the semester.)
キーワード : Jane Austen, Emma, English Novel
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト : Jane Austen, Emma, Penguin Classics, ISBN-10:0141439580
参考書 :
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 初回は授業の説明を行う。作品を初回以外の授業の回数でほぼ等分し、毎週、三人の人に、作品の要約と問題点の指摘をする発表を行ってもらい、議論する。 演習

授業以外での学習に当たって : 毎週の作品の範囲を家で読んでくること。
学習相談 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
文学作品でどういうことが問題になり得るかを授業で検討し、イギリス文学を専門的に研究する手法を身につける。
文学作品についてどういうことが問題になり得るかの理解がかなり優れている。 文学作品についてどういうことが問題になり得るのかの理解が優れている。 文学作品についてどういうことが問題になりうるのかの理解が及第である。 文学作品についてどういうことが問題になりうるのかの理解をするために、一層の努力が必要である。
B_B1-g [論理的思考能力]
学期末に小論文を作成することを通して、論理的に思考を展開する能力を身につける。
作品の解釈を展開する論理的思考能力がかなり優れている。 作品の解釈を展開する論理的思考能力が優れている。 作品の解釈を展開する論理的思考能力が及第である。 作品の解釈を展開する論理的思考能力を身につけるために、一層の努力が必要である。
B_C-c [発想力]
授業での作品分析を通し、作品解釈のための発想力を涵養する。
作品を考察する際の問題設定の発想力がかなり優れている。 作品を考察する際の問題設定の発想力が優れている。 作品を考察する際の問題設定の発想力が及第である。 作品を考察する際の問題設定の発想力を身につけるために、一層の努力が必要である。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-g
[論理的思考能力]
B_C-c
[発想力]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 50%
期末試験 50%

成績評価基準に関わる補足事項 : 学期末の筆記試験と3000字の小論文によって成績を評価する。各50%。筆記試験は、初回の授業で指定した約14ページ分の範囲から、主に英文解釈の問題を出題する。初回の授業で出題の形式の見本を提示する。小論文を書く際の留意点は初回の授業で説明する。
その他 その他 :

教職 : 教職(英語)
資格 :

更新日 : 2018/3/9 (11:43)