文学部 人文学科 文学コース
独文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
ドイツ語学講義 II
German Language (Lecture II)
講義題目  Was ist Deutsch?
准教授 武田 利勝
科目ナンバリングコード: LET-HUM2612J
講義コード: 18054108
2018 前期
毎週 木曜2限
伊都イーストゾーン 独文演 教室
M/J科目 (日本語, German)
更新情報 : 2018/3/30 (13:24)
授業の概要 今回は、ドイツにおけるGermanistikの大御所的存在Dieter Borchmeyerの"Was ist Deutsch? Die Suche einer Nation nach sich selbst"(2017)を講読します。
「ドイツとは何か?」という自問自答から連綿と紡ぎだされてきた種々の言説。他のヨーロッパ諸国においても類を見ないこれら内省的言説のありかたにこそ、著者ボルヒマイアーは、本来的に「ドイツ的なるもの」を見出します。ナショナル・アイデンティティーとは何か、それが仮にただの虚構にすぎないとしても、この虚構はなぜ/何のために/誰のために必要なのか。そもそもこの虚構の必然性を疑うことはどこまで可能なのか。…といった問いがこの21世紀に問われる直接的な背景には、当然、汎世界的な難民の問題がありますが、これは一つのきっかけにすぎません。そればかりか、「ドイツ的なるもの」=虚構的同一性への熱狂と懐疑をめぐる問題は、ドイツという限られた地域での特殊な問題ではもはやないように思えます。

(This course involves reading practice in German.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(ドイツ語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-c [外国語運用能力]
外国語の運用能力を高め、自らの専門的知識を世界に向って発信できる。
B_C-a [積極性]
自ら進んで新しい問題に取り組む積極性を持つ。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-c
[外国語運用能力]
B_C-a
[積極性]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)