文学部 人文学科 文学コース
独文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
ドイツ語学講義 III
German Language (Lecture III)
講義題目  日独語対照言語学
東北大学大学院文学研究科 教授 嶋崎 啓
科目ナンバリングコード: LET-HUM2613J
講義コード:
2018 後期
集中
伊都イーストゾーン 独文演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/2 (17:05)
授業の概要 ドイツ語を日本語と比較し、その違いを見ることによって、ドイツ語の特徴を明らかにするとともに、あわせて日本語の特徴についても考察する。特に文法的側面に注目して両言語を比較対照するが、意味論や形態論、話者の視点、時制など様々な観点を取り上げたい。

(This course focuses on the comparison between German and Japanese in order to discover the similarities and differences of both languages. Attention will be paid to grammatical themes, including semantics, morphology, perspective of speaker and tense.)
キーワード : ドイツ語、対照言語学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : ドイツ語の基礎
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(ドイツ語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-c [言葉の理解]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深める。
言語の違いを多様な観点から指摘することができる。 言語の違いを複数の観点から指摘することができる。 言語の違いを特定の観点から指摘することができる。 言語の違いの具体例を挙げることができる。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
関係する先行文献が当該の課題に対してどのような意味を持つのかを的確に要約することができる。 関係する先行文献を読んで、内容を要約することができる。 関係する先行文献を読んで、内容を理解することができる。 関係する先行文献を見つけることができる。
B_B1-g [論理的思考能力]
批判的な討論を通して、自らの意見をより客観的視点から組み立てる姿勢を養うことができる。
先行研究の論理を理解し、その価値を論理的に説明することができる。 先行研究の論理を理解しながら、その内容を論理的に説明することができる。 先行研究がどのような論理にもとづいているかを理解することができる。 当該の課題における論理の組み立て方を理解することができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : プリントを配布する
参考書 : 日独語対照研究(大学書林)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 授業の概説、「対照言語学」とは何か
2 比較言語学と対照言語学、類型論と対照言語学
3 対照言語学の意義
4 日独語における他動詞と自動詞の転換
5 他動詞の自動詞化と再帰動詞
6 他動性の消失における日独語の共通点
7 日独語における視点の相違
8 日独語の代名詞の相違
9 日独語の指示語の相違
10 受動態の表す範囲の日独語における相違
11 日独語の受動態における視点の相違
12 受動態と使役の関連
13 時制一般における日独語の相違
14 日独語における語りの時制
15 日独語の語りの現在形の違い

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-c
[言葉の理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-g
[論理的思考能力]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 50%
授業への貢献度 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)