文学部 人文学科 文学コース
独文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
ドイツ文学演習 XI
German Literature (Seminar XI)
講義題目  ゲーテと自然
准教授 武田 利勝
科目ナンバリングコード: LET-HUM4636J
講義コード: 18055208
2018 前期
毎週 金曜3限
伊都イーストゾーン 独文演 教室
M/J科目 (日本語, German)
更新情報 : 2018/3/30 (14:05)
授業の概要 2015年度後期「植物変態論」,2016年度前期「色彩論」序文と,2016年度後期「実験論」と、この演習ではゲーテ自然学の諸相をたどってきました。(2017年度はちょっと脇道にそれましたが…)。これまで講読したテクストはどれも1790年代以降のもの、ということはイタリア滞在(1786−88)期間中のさまざまな経験、またカント『判断力批判』(1790)との思想的格闘が、いずれにも色濃く反映されており、こうした自然経験と思弁的反省との弁証法を通じて、ゲーテは(シラーとともに)自然と人間の古典的ともいうべき調和を志向したのでした。
今回はしかし、それ以前の諸テクスト(1780年代初頭のものを中心に)を読んでみたいと思います。自然を憧れ、自然のなかで酔いしれる感情ばかりでなく、その感情を冷徹に見つめる反省的な知性もある。こうした葛藤はしかし、若いゲーテの自然記述においてなお葛藤であるという自覚を持つことなく、したがってむき出しのままに表現されることになります。

(•This seminar course is designed to introduce students to the Goethe's way of natural science.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-a [古典の読解]
長い文化的伝統のなかで人類が生み出してきた知的所産である「古典」を、厳密に読解する能力を身に付けることができる
B_C-a [積極性]
自ら進んで新しい問題に取り組む積極性を持つ。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-a
[古典の読解]
B_C-a
[積極性]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)