文学部 人文学科 人間科学コース 言語学・応用言語学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: 専攻学生に限る |
Linguistics and Applied Linguistics (Lecture IX)
|
科目ナンバリングコード: LET-HUM2719J 講義コード: 18054400 2018 前期 毎週 木曜5限 伊都イーストゾーン 104 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
2年向け IPAと聞いてビールを想像した者は,個人的には好きだが言語学徒としてはまだまだである。この授業は,IPAのもう1つの意味を知る機会にしたい。すなわち,International Phonetic Alphabet(国際音声記号)という意味のIPAを,基礎からじっくり学ぶ。IPAは,たとえ今まで誰も記録したことがない未知の言語であれ,その音声を正確に記録できるよう開発された音声記号のセットである。これを使いこなせるようになって初めて,言語学徒としてのスタートラインに立つことができる。なお,この授業の後半では,みんながおそらく聞いたこともないような言語の話者を実際に招き,今まで身につけた知識を実戦で試す。つまり,稽古を終えて試合に出る感覚である。なお,その後には盛大なる打ち上げが待っていることであろう。押忍。 3年向け (3年は2年とは別にやります。しかし,第一回目は木5の時間に,104に集合) IPAをビールと誤解する3年はもういないと思う。万が一,怪しい奴は2年と一緒に音声学道場受けてくれ。 さて,3年向けのこの授業は,身につけた知識を実地で試す場にしたい。理論的仮説に基づいて,3班にわかれ,それぞれが別のフィールドに行って,それぞれの調査項目を設定し,調査を行い,最終的に報告会を行う。理論的仮説を試しに現地に出向くことをフィールドワークと言い,何も考えずに現地に出向くことをピクニックという。世の中,ピクニック言語学者だらけだが,そうならないようにトレーニングするのがこの授業の目標である。調査は1泊2日で行われ,調査旅費は補助される。私のゼミに所属したい学生は必須。なお,強調したいが,フィールドワークに興味がない人は受けないでね(調査旅費もったいないので)。第一回目の講義でも,適性を確認します。 (Globalisation in its true sense is not achieved through English imperialism. ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 少人数による実習を重視するため、言語学専攻のみの受講に制限する。 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 特になし 参考書 : 斎藤純男著『日本語音声学入門(改訂版)』三省堂、2006年(定価2,100円=税込) 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 出席20% 宿題30% レビュークイズ20% 最終発音・聞き取り試験30% | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : メールないし対面でアポをとれば随時受け付ける。 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |