文学部 人文学科 人間科学コース

コース共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 主に2年生
対象学部等:
比較宗教学概論 II
Introduction to Comparative Religions II
講義題目  比較宗教学、残された課題群へ
准教授 飯嶋 秀治
科目ナンバリングコード: LET-HUM2705J
講義コード: 18052109
2018 前期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン 301 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/10/26 (10:03) 〔初回授業前日に更新する予定です。〕
授業の概要 今回の比較宗教学講義は、入門編を意識しつつ、この10年ほどの比較宗教学講義のなかで行われてきた「比較宗教学の歴史と現在」(2008年)、「東と西の比較宗教学」(2010年)、「九州の比較宗教学」(2015年)、「祭政一致と政教分離の比較宗教学」(2016年)、「幸せの探求」(2017年)では取り上げられなかった諸課題をいくつかのトピックとして取り上げる形になろうと思います。具体的には、経済と宗教の比較宗教学を中軸にして、北と南の比較宗教学、未来の比較宗教学なども副次的テーマとします。
◎第1回目に宗教文化士の説明を行いますので、本授業を履修しない方でもおいでください。

(In this series of lectures, topics we picked up were ”Past and Present of Stury of Religions”,”Eastern Religions and Western Religions”,Religions in Kyushu Islands”,”Politics and Educations of Religions@”,and ”Pursuit of Wellness in Religions”. In this year, I try to pick up themes which were left behind.)
キーワード : 経済と宗教、北と南、未来
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 宗教文化士(http://www.cerc.jp/)の単位認定科目です。第1回目の授業で説明しますので、この授業を履修しない方たちもおこしください。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
宗教学の歴史の流れ、主要著作、主要研究者、アプローチの違いが正確に答えられる。 宗教学の主要著作、研究者、アプローチの違いを大まかに理解している。 一部の著作、研究者、アプローチであれば正確に理解している。 ほぼほぼ忘れている。
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
複数のトピックの位置づけができる。 個々のトピックの理解はできる。 一部のトピックの理解はできる。 ほぼほぼ混乱している。
B_C-b [粘り強さ]
史資料や文献、情報の収集と読解に地道に取り組む姿勢を持つ。
探求の渦中で資料との対話が続けられる。 探求の渦中で自分も講義について行ける。 すぐに答えが欲しくてイライラする。 はっきりした答えがないと我慢できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特になし。
参考書 : 初回および2回目の授業で紹介します。
授業資料 : 毎回PPT資料をWebに掲示しますので、各自授業時に参照/ダウントードできます。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 宗教学前夜
3 宗教心理学
4 宗教民族学
5 宗教民俗学
6 宗教社会学
7 宗教哲学
8 宗教歴史学
9 比較宗教学
10 宗教現象学
11 経済と宗教の比較宗教学
12 北と南の比較宗教学
13 未来の比較宗教学
14 試験
15 講評

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B2-a
[総合把握力]
B_C-b
[粘り強さ]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
レポート 毎回出欠確認を兼ねたコメントシートを配ります。
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 毎週水曜日12時から13時がオフィスアワーです。shuujiiijima@gmail.comで予約してください。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)