文学部 人文学科 人間科学コース

コース共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
地理学概論
Introduction to Geography
講義題目  地理学の基礎
教授 遠城 明雄
科目ナンバリングコード: LET-HUM2707J
講義コード:
2018 前期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン 301 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/7/3 (13:22)
授業の概要  この講義では、地理学における基礎的概念や手法のいくつかを紹介するとともに、現実の経済・社会・政治における該当事例を学ぶことを目的とする。地理学が扱う分野は極めて幅広い。本講義では、距離、位置、空間、場所、景観といった地理学における基礎的概念とそれに関連した分析手法のいくつかを紹介し、基礎的な事項の理解を深める。次いで、都市、村落/農村、文化地域、社会地域、工業地域などの事例として、現実の経済・社会・政治の中でこうした基礎的事項がもつ意味を、より具体的に考え、理解を深めることにしたい。

( This introductory course provides an outline of basic topics, concepts and methods in geography.)
キーワード : 地域概念、地域区分、空間スケール、系統地理と地誌、景観
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-e [現代世界の理解]
現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。
現代世界の成り立ちを空間的・歴史的な観点から十分に理解し、説明することができる。  現代世界の成り立ちを空間的・歴史的な観点から理解し、説明することができる。  現代世界の成り立ちを空間的な観点から理解できる。  現代世界の成り立ちについて、地理的観点の重要性に気づくことができる。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
 地理学的な研究方法を十分に理解でき、現実の現象解明に役立てることができる。  地理学的な研究方法を十分に理解し、その内容を説明できる。  地理学的な研究を概ね理解できる。  地理学的な研究方法の一部だけを理解できる。
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
日常的現象だけでなく現代社会・世界と地理との関わりを十分に理解し、説明できる。 日常的現象だけでなく現代社会・世界と地理との関わりを理解できる。 日常的現象を地理的概念で把握し、説明することができる。 日常的現象を地理的概念で部分的に把握できる。
B_B2-f [社会との関わり]
社会と学問の関わりについて、専門分野の学習を通して理解を深め、考える能力を身に付ける。
新聞の国際欄、政治・経済欄などを批判的に読むことができる。 新聞の国際欄、政治・経済欄などを読んで理解できる。 新聞の国際欄、政治・経済欄などを読む習慣が身についている。 新聞を読む習慣が身についていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 授業中に適宜紹介します。
授業資料 : 授業中にプリントを配付します。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション―「地理」という言葉について―
2 人間は地球や世界をどのように認識してきたか
3 人間は地球や世界をどのように変えてきたか

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-e
[現代世界の理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B2-a
[総合把握力]
B_B2-f
[社会との関わり]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 50%
小テスト 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 授業期間中に複数回の小レポートを提出してもらう予定です。
第1回小レポート:A4紙の表にメンタルマップを、裏にその自己分析を記して、提出してください。締切は5月31日(木)、学生第一係ボックス。
第2回小レポート:インフラストラクチャーについて。A4紙1500字程度。締切は7月20日(金)、学生第一係ボックス。
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)