文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 主に3年生
対象学部等: 平成26年度入学生は「応用心理学演習T」に読み替えられます。平成26年度以前の入学生も同様です。
心理学演習 II
Psychology (Seminar II)
講義題目  実験デザイン法
講師 山本 健太郎
科目ナンバリングコード:
講義コード: 18052210
2018 前期
毎週 火曜3限
伊都イーストゾーン 心理演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/5 (14:37)
授業の概要 人の感覚,印象,態度などを科学的に調べるための実験計画法について,実践とプレゼンテーション及び全体での議論を通して習得することを目指す。また議論の内容を踏まえて自身の計画を見直し,修正した内容をもとに再度議論を行い検討する。

(The purpose of this course is to introduce students to research methods in experimental psychology. The course consists of lectures and practice. Students are required to present their own experimental design and to discuss about it together.)
キーワード : 実験デザイン 心理測定法 データ解析法
履修条件 : 特になし
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 認定心理士申請の対応科目
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(公民)
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
実験心理学の多様な方法論について理解し,実際に自分で実験計画を組み立てることができる。
分析方法や剰余変数の統制を考慮した上で研究の目的に沿った厳密な実験計画を組むことができる 剰余変数の統制を考慮した上で研究の目的に沿った実験計画を組むことができる 研究の目的に沿った実験計画を組むことができる 実施可能な実験計画を組むことができる
B_B2-b [問題提起力]
先行研究をもとに,実験につながるような問題提起ができる。
先行研究の問題点を踏まえた上で,それを克服可能な実験計画を考案できる 関連した先行研究を見つけ,実験可能な形で問題を提起できる 実験可能な形で問題を提起できる 素朴な疑問を提起できる
プレゼンテーション力
自身の計画した実験方法を適切に他者に伝えることができる。
先行研究との関連を説明し,指定された内容を全て含めた上で,実験内容が理解可能な発表ができる 指定された内容を全て含めた上で,実験内容が理解可能な発表ができる 実験内容が理解可能な発表ができる 実験内容が部分的に理解可能な発表ができる
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 特に指定はしないが,授業内で引用した文献については適宜挙げていく。
授業資料 : 解説部分については配布する予定である。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 実験デザインの手法に関する解説
2 実験計画の作成 個別実習
3 実験計画のプレゼンテーション プレゼンテーション
4 実験計画に関する議論 グループディスカッション

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B2-b
[問題提起力]

プレゼンテーション力
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 40%ほど。
レポート 30%ほど。発表資料をレポートとして提出。
授業への貢献度 30%ほど。議論への参加。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業中・授業後,その他の時間も随時受け付ける。メールでの対応も可能。

授業以外での学習に当たって : 研究課題を設定するための文献探索については,各自が自主的に行う。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)