文学部 人文学科 人間科学コース
比較宗教学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
社会人類学講義 I
Social Anthropology (Lecture I)
講義題目  ビジネスエスノグラフィを書く
株式会社リ・パブリック共同代表 田村 大
科目ナンバリングコード: LET-HUM4831J
講義コード:
2018 前期
集中
伊都イーストゾーン 共同演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/26 (11:07)
授業の概要 ビジネスエスノグラフィとはビジネスの現場を観察・記述するものではなく、人間の営みを起点にビジネスになんらかの新たな視座を与え、事業創造やプロダクト・サービスの優れたデザインに資することを目的とした活動、ならびにそのアウトプットを指す。本講では、これまでビジネスエスノグラフィの理論・実践の両面に深く関わってきた講師が、フィールドワークの設計・実施・分析、人間(ユーザ)の課題の解釈、ビジネスへの視座の転回、事業創造に向けたアイディアの検討までを2回の集中講義を通じて行う。

(前半:5/9-11)
・ビジネスエスノグラフィ概要(レクチャー)
・フィールドワークの概要(レクチャー&サイトビジット)
・リサーチガイドの作成
・フィールドワーク計画の立案
・エスノグラフィック・ライティングの技術(レクチャー)
(後半:6/28-29)
・フィールドワーク報告
・フィールドワークの分析
・人間(ユーザ)の課題の発見・解釈
・新たな視点の抽出
・事業創造のアイディア検討

人類学的探求を通じ、イノベーションの実現、もの・ことのデザインを実現することに関心がある学生の参加を期待している。なお、2回の集中講義の間に履修者自身によるフィールドワークの実施を必須とする。評価は、出席と課題(エスノグラフィの執筆)により行う。

(In this intensive lecture, syudents can learn how to write a buisiness ethnography.)
キーワード : エスノグラフィ、フィールドワーク、課題発見、事業創造
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 開講日は5月9-11日と6月28-29日の2つの時期に分かれますのでご注意ください。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-e [現代世界の理解]
現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。
B_B2-e [コミュニケーション能力]
学問的な討論の場を通して、自分の意見を精確かつ明確に表現する能力と他者の意見を理解するコミュニケーション能力を鍛錬し、広く世界と交流できる力を養う。
B_C-c [発想力]
問題の解決にあたって様々なアプローチの可能性を考えようとする姿勢を持つ。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 はじめに
2 ビジネスエスノグラフィ概要(レクチャー)
3 フィールドワークの概要(レクチャー)
4 フィールドワークの概要(サイトビジット) サイトビジット
5 リサーチガイドの作成
6 フィールドワーク計画の立案
7 エスノグラフィック・ライティングの技術(レクチャー)
10 フィールドワーク報告
11 フィールドワークの分析
12 人間(ユーザ)の課題の発見・解釈
13 新たな視点の抽出
14 事業創造のアイディア検討
15 おわりに

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-e
[現代世界の理解]
B_B2-e
[コミュニケーション能力]
B_C-c
[発想力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
授業への貢献度
作品

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)