文学部 人文学科 人間科学コース
社会学・地域福祉社会学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
社会学講義 XI
Sociology (Lecture XI)
講義題目  社会学講義XI
桃山学院大学 准教授 白波瀬 達也
科目ナンバリングコード: LET-HUM4853J
講義コード:
2018 前期
集中
伊都イーストゾーン 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/2 (11:12)
授業の概要 近年、日本の中で広がりを見せる貧困の問題を扱う。前半では貧困の概念と定義、貧困観、貧困のメカニズム、貧困を支える社会保障制度、ソーシャルビジネスなどを扱う。後半では、貧困の地域集中をめぐる事例として大阪市西成区あいりん地区(釜ヶ崎)を扱う。

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キーワード : 貧困 社会的排除 再開発 都市問題 ホームレス ソーシャルビジネス 社会保障
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 積極的に学ぶ姿勢
特記事項 8月初旬に集中講義として実施予定
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
講義で扱った内容を極めて適切に理解できている。 講義で扱った内容を適切に理解できている。 講義で扱った内容をおおむね適切に理解できている。 講義で扱ったあまり適切に理解できていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 白波瀬達也、2017、『貧困と地域 あいりん地区から見る高齢化と孤立死』中公新書
参考書 : 金子充、2017、『入門 貧困論 ささえあう / たすけあう社会をつくるために』明石書店
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 貧困の概念と定義
2 貧困に対する見方
3 貧困化の要因
4 貧困に関わる社会保障制度⑴
5 貧困に関わる社会保障制度⑵
6 生活保護をめぐる諸問題⑴
7 生活保護をめぐる諸問題⑵
8 貧困問題に関わるソーシャルビジネス
9 あいりん地区の歴史⑴ 戦前
10 あいりん地区の歴史⑵ 高度経済成長期
11 あいりん地区の歴史⑶ バブル期
12 あいりん地区の現在⑴ ホームレス問題
13 あいりん地区の現在⑵ 生活保護・高齢化・社会的孤立
14 あいりん地区の現在⑶ 再開発をめぐるジレンマ
15 講義のまとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
出席 30%
授業への貢献度 40%
プレゼンテーション 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 一連の講義を受けて得た知見を数分にまとめてプレゼンテーションする機会を設ける予定である。
学習相談 学習相談 : メールにて対応します(メールアドレスは授業時にお伝えします)

授業以外での学習に当たって : 講義内容に関連する文献をできるだけ多く目を通すこと

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)