文学部 人文学科 人間科学コース
社会学・地域福祉社会学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 4年生
対象学部等:
社会学研究法演習 I
Sociological Research Methods (Seminar I)
講義題目  社会学研究法
教授 鈴木 譲
科目ナンバリングコード: LET-HUM4865J
講義コード: 18055400
2018 前期
毎週 金曜5限
伊都イーストゾーン 社会学演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/10 (23:53)
授業の概要 卒業論文の執筆自体は、実際には後学期に始まる場合がほとんどであるが、前期の内に十分な準備をしておくことが必要である。卒業論文のテーマは各自の興味に応じて様々であるが、テーマ設定に応じて適切な方法論は何かをあらかじめ考えておくことが重要である。たとえば、分析を行う場合に質的な分析を中心とするのか、量的な分析を中心とするのか、また、分析のためのデータはどのようにして収集するのか、分析のための作業仮説はどのようなものを想定するのか、などである。各自の興味に応じてテーマを設定し、そのテーマにふさわしい方法論とは何かについて討議する形式をとる。

(This seminar consists of three phases. First, students choose an appropriate analytical method for their senior thesis. It can be qualitative, quantitative or even a combination of the two. Second, they organize a relevant framework in arranging associated variables. It is critical to define dependent variable(s) before independent variables, not the other way around. Third, they formulate and refine working hypotheses.)
キーワード : 作業仮説 量的分析 質的分析
履修条件 : 社会学・地域福祉社会学の4年生に限る。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
卒業論文のテーマが明確に設定され、かつ適切な分析手法が選ばれており、作業仮説が対立仮説とともに吟味されている。 卒業論文のテーマが設定され、分析手法に対応する作業仮説が吟味されている。 卒業論文のテーマが設定され、分析週報に対応する作業仮説が提示されている。 卒業論文のテーマが明確ではなく、分析手法についても検討が不十分である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特になし。
参考書 : 特になし。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 毎回1名から2名が卒業論文に関する構想発表を行い、それに基づいて討議を行う。 発表・討議

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 成績評価は発表、および、レポートにもとづいて行う。
学習相談 学習相談 : メールなども含めて適宜相談に応じる。

授業以外での学習に当たって : 毎回のセミナーでの討議内容を復習し、各自の卒業論文計画にどのように反映させるかを考えること。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)