文学部 人文学科

人文学科共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
人文学 III
The Humanities III
講義題目  コミュニケーションと共同体
教授
准教授
教授
准教授
教授
講師
講師
教授
准教授
教授
教授
教授
菊地惠善
吉原雅子
上山あゆみ
東口 豊
西岡宣明
太田真理
山本健太郎
中村知靖
光藤宏行
鈴木 譲
高野和良
安立清史
科目ナンバリングコード: LET-HUM3011J
講義コード:
2018 後期
毎週 水曜2限
伊都イーストゾーン 大講義室T-B 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/9/28 (21:12)
授業の概要  なぜ人は集まるのか、そしてまたその共同体が消えることがあるのはなぜか?共同体が形作られるとき、コミュニケーションがなされる。本講義では、共同体とコミュニケーションの成立や維持,消滅について、人文学の(哲学・言語学・歴史学・人間科学を含む)多様な視点から考察する。
 講義は文学部の担当教員がリレー形式で行い、教科書に沿って進める。

(This course provides an introductory overview of the humanities in order to gain insights into the relation between communication and community.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。 人文学の基礎知識を踏まえて、ある程度現代人文学の視座の特質を理解できる。 人文学の基礎知識について知識がある。 人文学の基礎知識について知識が不足する。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 光藤宏行編(2012)九州大学文学部人文学入門3コミュニケーションと共同体(九州大学出版会)
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション(10月3日 全教員)
2 コミュニケーションの可能性について(10月17日 菊地惠善)
3 他者の発言にまつわる問題意識:哲学の観点から(10月24日 吉原雅子)
4 他者の発言にまつわる問題意識:言語学の観点から(10月31日 上山あゆみ)
5 コミュニケーションの道具としての言葉―「発話の繰り返し」と文法現象―(11月7日 西岡宣明)
6 言葉とコミュニケーションを支える脳の仕組み(11月14日 太田真理)
7 音楽的・聴覚的思考に基づく虚構的コミュニケーション(11月21日 東口豊)
8 共感性に基づく他者の理解とコミュニケーション(11月28日 山本健太郎)
9 表情を利用したコミュニケーション能力の測定(12月5日 中村知靖)
10 共同体の見かけ(12月12日 光藤宏行)
11 過疎高齢社会における社会参加活動(12月19日 高野和良)
12 少子・高齢化時代の基本問題とNPOの社会学(1月9日 安立清史)
13 マスメディアなきマスコミュニケーション(1月16日 鈴木譲)

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
備考(欠格条件、割合等)
出席 50%
レポート 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 毎回出席調査を行い、欠席4回以上の者は受講資格を失う。15分以上の遅刻は欠席とする。レポート課題は担当教員がそれぞれ提示するので、そのうち一つを選択すること。分量は2000字以上、締切は第一期締切日(2019年2月8日15時)、提出先は教務第一係とする。
学習相談 学習相談 : 各授業終了後、ならびに各教員のオフィスアワーとする。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)