文学部 人文学科

人文学科共通科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年:
対象学部等:
人文学 IV
The Humanities IV
講義題目  テクストの誘惑 ―フィロロジーの射程―
教授
教授
教授
教授
教授
教授
准教授
准教授
准教授
准教授
准教授
岡崎 敦
坂上 康俊
辛島 正雄
岡野 潔
遠城 明雄
横田 理博
倉田 剛
小笠原 弘幸
川平 敏文
武田 利勝
高木 信宏
科目ナンバリングコード: LET-HUM3012J
講義コード:
2018 後期
毎週 水曜2限
伊都 B-112 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要  フィロロジーは、ことばとテクストを対象とする批判の方法論と知の集大成として、伝統的な人文学の文字通り中核に位置してきました。そこでは、批判的校訂テクスト編集を念頭においての資料学の方法論体系が洗練されるとともに、とりわけ20世紀後半には、受容や解釈の次元に強調点を置く研究も多く現れました。テクスト理論、記号論、物語論、脱構築などが飛び交う空中戦の議論と、極度に洗練された職人芸の双方が不可欠という意味では、人文学の現在を省察するための特権的な観察場所ともいえます。
 この授業では、ことばやテクストを対象とする、理論、実践、実証、さらには学問のあり方自体の吟味に至るさまざまな研究の事例に触れながら、人文学の伝統と前衛の双方を味わっていただきたいと思います。

(This lecture course is designed to introduce students to the discipline of philology, the basic principle and theories of the text science. Attention will be paid to perception, verbal and textual communication.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト : 『テクストの誘惑 フィロロジーの射程』、九州大学出版会、2012年。ただし、この内容をさらに展開する授業内容もありうる。
参考書 :
授業資料 : 各授業中に指示する。

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 10月3日:全体ガイダンス
2 10月17日:倉田剛「テクストの形而上学」
3 10月24日:坂上康俊「「然が宋にもたらした日本の国勢情報」
4 10月31日:辛島正雄「活字離れのすゝめ」
5 11月7日:小笠原弘幸「イスラムと歴史叙述」
6 11月14日:川平敏文「徒然草の解釈史」
7 11月21日:横田理博「東洋思想と西洋思想との交錯」
8 11月28日:岡野潔「餓鬼文献を読む」
9 12月5日:武田勝利「文字の誘惑 ードイツロマン派のフィロロジー」
10 1月9日:遠城明雄「風景を読むこと」
11 1月16日:高木信宏「作家の草稿を読む」
12 1月23日:岡崎敦「アベラールの語り、エロイーズの声」
13 12月19日、1月9日、30日は予備日

授業以外での学習に当たって :
学習相談 : 各授業終了後、ならびに各教員のオフィスアワー
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。 人文学の基礎知識を踏まえて、ある程度現代人文学の視座の特質を理解できる。 人文学の基礎知識について知識がある。 人文学の基礎知識について知識に不足する。
B_A-c [言葉の理解]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深める。
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深める。 「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、ある程度人間存在への理解を深める。 「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりへの認識を持つ。 「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりに不足する。
B_A-d [資料の理解]
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。 史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、ある程度世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。 史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などの知識や経験を持つ。 史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などの知識や経験に不足する。
B_B2-d [専門的思考方法]
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得する。
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得する。 専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法をある程度獲得する。 専門分野の内容に関する理解と、学問固有の思考方法について知識を持つ。 専門分野の内容に関する理解と、学問固有の思考方法について知識が不足する。
B_C-d [興味関心の幅広さ]
専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲を持つ。
専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲を持つ。 専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲をある程度持つ。 専門分野のみならず、幅広い知識と教養の重要性についての認識がある。 専門分野のみならず、幅広い知識と教養の重要性についての認識に不足する。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_A-c
[言葉の理解]
B_A-d
[資料の理解]
B_B2-d
[専門的思考方法]
B_C-d
[興味関心の幅広さ]
備考(欠格条件、割合等)
出席 50
レポート 50

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 :

教職 :
資格 :

更新日 : 2018/9/21 (12:06)