文学部 人文学科

外国語 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 二年生以上
対象学部等: 特になし
フランス語 IV
French IV
講義題目  フランス語 IV (フランス語講読 II ) 
本務なし 任 春江
科目ナンバリングコード: LET-HUM3048J
講義コード:
2018 後期
毎週 水曜3限
伊都イーストゾーン B-104 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/15 (22:38)
授業の概要 この授業では,さまざまなジャンル・形態の比較的短いテキストを講読する。すでに初級文法を習得した学生向けのものである。
初級で学習した文法事項を振り返りつつ,語彙力を身につけて,訳読技術の向上をはかる。ある程度の根気が必要であろうが,持続していくうちに読解の楽しみを味わえるので,モチベーションを維持して受講してほしい。

(This course involves reading and translating practice in French.
Students will learn the basic grammar of French. Readings will focus on aspects of culture in the France, and Paris.)
キーワード : フランス語とフランス文化 文法理解 長文訳  
履修条件 : フランス語初級文法をすでに学習していること
履修に必要な知識・能力 : フランス語の発音規則、基本文法などの知識がある
特記事項 仏和辞典必携。(古本でもOK)
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(フランス語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-c [外国語運用能力]
外国語の運用能力を高め、必要な専門的知識を自分で取り入れる。
B_C-a [積極性]
自ら進んで翻訳、練習問題に取り組む積極性を持つ。
B_C-d [興味関心の幅広さ]
言葉のみならず、フランス文化に関する幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲を持つ。
フランス語基本文法の理解と翻訳
フランス語の特徴:名詞とそれを修飾する品詞がもつ性数の区分、動詞の活用などを理解する、日本語に翻訳できる。
フランス語文法規則の特質を正確に理解し、長文の構文も適切に理解し、辞書を使って正確かつ分かりやすく翻訳することができる。 フランス語文法規則の特質を正確に理解し、一般の構文も理解し、辞書を使ってある程度正確に翻訳することができる フランス語独特の文法規則と英語の文法規則の区別ができる、そして構文をある程度理解し、辞書を使って大きなミスなく翻訳することができる フランス語独特
の文法規則を
英語の文法規則
と区別できない。
基本フランス語の短文しか理解できない。
フランス語の発音少しできる
フランス語発音の特徴は英語との違いを理解する。
フランス語の発音の規則を理解し、それに従い
ほぼ正確な発音ができる。名詞の性、数の区別、修飾する品詞の変化、動詞活用などもよく理解する。
フランス語の発音の規則を理解し、ほぼ正確な発音ができる。名詞の性、数の区別、修飾する品詞の変化、動詞活用などもある程度理解する。 フランス語の発音が英語と異なることが理解できる、ある程度正確な発音ができる。名詞の性、数の区別、修飾する品詞の変化、動詞活用などは少し理解し、覚える。 フランス語の発音を英語と区別できない。名詞の性、数の区別、修飾する品詞の変化、動詞活用などはあまり理解、覚えることができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : プリント使用。初回に使用するプリントは前期開始前に学生係りに預けておくので,各自受け取り,予習しておくこと。
参考書 : 授業中に指示する場合がある
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 まず授業の進め方等についてのガイダンスを行ったのち,さっそく最初のテキストを読む。
シャンソンで復習。
2 M. le président (反戦歌) 
3 le monde  scandaleux  フランス新聞紙
4 Le Petit Prince (星の王子さま) 文学作品
5 画家 Gauguin について  芸術
6  L’actualité ― 経済 時事 報道 話題
7 Astérix フランス名物漫画
8 Marché aux puces  (蚤の市、フランスの骨董市 ―― ビデオ)
le Mont St-Michel (西洋文明の宝、フランスの世界遺産)
9 フランス映画、短詩、シャンソンなど紹介
10 “人間は考える葦” − Pascal、哲学
11  フランス大学入試問題  
12 L’amour et l’amitié 現代哲学
13 Lettres de jeune fille  若者手紙
14  その他 料理 Recette、 
 大学院入試問題練習 (時制などの復習) 
15  総合復習 ((文法、翻訳について質疑、解答)

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-c
[外国語運用能力]
B_C-a
[積極性]
B_C-d
[興味関心の幅広さ]

フランス語基本文法の理解と翻訳

フランス語の発音少しできる
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 70〜80%ほど
小テスト 10−15%ほど
授業への貢献度 5−10%ほど

GPA評価
A B C D F
フランス語の発音が良くできる。総じてフランス語の理解と翻訳がかなり優れている。かつ積極的に発表などを行った フランス語の発音は大体できる。概ねて言葉の理解などが優れている。ある程度の発表も行った。 フランス語の発音がある程度できる。言葉の理解などが「及第する」、少し発表など行った。 フランス語の発音を時々英語と間違えられる。総じて言葉の理解が「及第する」には達しないものの、努力をした。 フランス語の発音が殆どできない。文法も理解してない。「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 平素の受講、小テスト(20〜30%)と学期末の筆記試験(70〜80%)により総合的に評価する。
学習相談 学習相談 : 開講時に指示する。教員への質問や要請を躊躇する必要はまったくない。

授業以外での学習に当たって : 授業は主にフランス語長文の翻訳、しかも受講生の発表を中心に行うなので、授業以外に必ずプリントを予習し、予め翻訳し、理解できない部分を取り上げ、授業で質疑する準備作業をして欲しい。そして長文の読みも前もって練習して欲しい。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)