文学部 人文学科

司書科目 (単位数 2)
必修
対象学年:
対象学部等:
図書館概論
Introduction to Libraries
講義題目  図書館概論
附属図書館 准教授 石田 栄美
科目ナンバリングコード: LET-HUM2071J
講義コード:
2018 後期
毎週 火曜5限
伊都イーストゾーン E-110 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/4/4 (17:52)
授業の概要 現代社会における図書館の意義、歴史、構成要素、機能などを公立図書館を基礎として把握し、図書館とは何かを学ぶ。公立図書館だけでなく、国立国会図書館、大学図書館、学校図書館、専門図書館などの各種図書館の概要についても学ぶ。最後に、図書館に関する研究課題について考える。

(This course focuses on the significance, history, components and functions of public libraries in modern society and understanding libraries. In addition to public libraries, it focus on different library such as the National Diet Library, university libraries, school libraries and specialized libraries. Finally, research topics about libraries are discussed.)
キーワード : 図書館の意義、図書館の歴史、図書館の構成要素、図書館の機能
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 ・資格にかかわる科目のため、期末試験、レポート、出席点の総合的判断で単位を修得できなかった場合でも特別な措置は行わない。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  司書
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_C-d [興味関心の幅広さ]
図書館という社会的記憶装置を学ぶことにより、図書館の役割や機能について幅広い知識を身に付ける。
図書館の役割や備えるべき機能を説明でき、全体像を理解している。さらに、それらの課題を指摘できる。 図書館の役割や備えるべき機能を説明でき、全体像を理解している。 図書館の役割や備えるべき機能を理解している。 図書館の役割や機能にはどのようなものがあるが、説明できる。
B_A-e [現代世界の理解]
図書館という社会的記憶装置を学ぶことにより、図書館の意義を、批判的視点から理解し説明できる。
図書館が社会的記憶装置として持つ意義や歴史を説明でき、全体像を理解している。さらに、図書館が抱える課題を指摘できる。 図書館が社会的記憶装置として持つ意義や歴史を説明でき、全体像を理解している。 図書館が社会的記憶装置として持つ意義を説明できる。 図書館にはどのような種類があるかを説明できる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 授業時に適宜指示する。
参考書 : 塩見昇編著『図書館概論』(JLA図書館情報学テキストシリーズIII)日本図書館協会,2013
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 図書館の現状と動向
2 現代社会における図書館と社会的意義
3 図書館の歴史・公立図書館の成立と展開
4 図書館の構成要素と機能
5 知的自由と図書館
6 公立図書館における利用者ニーズ
7 館種別図書館と利用者のニーズ(1)
8 館種別図書館と利用者のニーズ(2)
9 日本・世界の図書館の実際(1)
10 日本・世界の図書館の実際(2)
11 図書館と情報技術
12 図書館職員の役割と資格
13 図書館における課題
14 図書館における研究課題
15 総括

成績評価
観点→
成績評価方法
B_C-d
[興味関心の幅広さ]
B_A-e
[現代世界の理解]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 65%
レポート 20%
出席 15%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 原則として、4回以上欠席した場合には、期末試験の受講資格はない。
期末試験、レポート、出席点はそれぞれ65%、20%、15%の配分で総合的に評価する。
学習相談 学習相談 : 授業の前後で、相談に応じる。電子メールで連絡があれば、別途、時間をとる。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)