文学部 人文学科

司書科目 (単位数 2)
必修
対象学年:
対象学部等:
図書館情報技術論
Library Services and Information Technology
講義題目  図書館情報技術論
附属図書館 准教授 内山 英昭
科目ナンバリングコード: LET-HUM2073J
講義コード: 18055402
2018 前期
毎週 金曜5限
伊都イーストゾーン 202 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/4/12 (11:44)
授業の概要 図書館と情報技術の関わりについて,その全体像を把握する.さらに,図書館業務において使⽤されている個々の技術,たとえば、図書館業務システム,データベース,データベースを⽤いた検索システムの仕組み,情報セキュリティ,さらには検索エンジンについての基礎知識を学ぶ.さらに、図書館における応⽤として,電⼦資料の管理技術,オープンアクセス,オープンサイエンスについて学び,将来の図書館にとってどのような情報技術が必要かを議論する.

(In this lecture, we review information technologies for supporting modern library systems. We begin with grasping the whole picture of computational techniques used in standard library systems. In particular, we review the database system. As advanced topics, we review modern information retrieval systems, information security, recommendation systems, and open access issues.)
キーワード : 図書館,情報技術
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  司書
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B2-a [総合把握力]
図書館を支える様々な情報技術の概要を総合的・有機的に把握する.
図書館のシステムを支える情報技術に関して深い理解があり,有機的に関連付けられている. 図書館のシステムを支える情報技術に関して概要を理解している. 図書館のシステムを支える情報技術に関して概要をある程度理解している. 図書館のシステムを支える情報技術の概要を把握していない.
B_B2-b [問題提起力]
図書館に関して,技術的な観点から問題提起を行い,それを解決するための方法を提示する能力を身に付ける.
図書館における課題・問題を技術的観点から捉えると共に,解決策を提案できる. 図書館における課題・問題を技術的観点から捉えることができる. 図書館における課題・問題を自分なりの観点で捉えることができる. 図書館における課題・問題を発見できない.
B_C-d [興味関心の幅広さ]
専門分野のみならず、情報技術に関する幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲を持つ.
現行の図書館システムだけでなく,将来有用となるかもしれない情報技術にも高い関心を持つ. 現行の図書館システムを支える情報技術に高い関心を持つ. 現行の図書館システムを支える情報技術に関心を持つ. 現行の図書館システムを支える情報技術にやや関心を持つ.
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 : https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=17018

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 計算機とネットワークの基礎(3〜4回)
2 情報セキュリティ(2〜3回)
3 検索(2〜3回)
4 図書館業務システム(2〜3回)
5 発展的トピック(3回)

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B2-a
[総合把握力]
B_B2-b
[問題提起力]
B_C-d
[興味関心の幅広さ]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
小テスト
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : レポートおよび出席に基いて総合的に判断する.場合によっては小テストを課すこともある.
学習相談 学習相談 : 適宜メールで質問を受け付ける
uchiyama.hideaki.667@m.kyushu-u.ac.jp

授業以外での学習に当たって : 授業で扱わない図書館関連のトピックは参考書を参照

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)