文学部 人文学科

司書科目 (単位数 2)
必修
対象学年:
対象学部等:
情報資源組織論
Organization of Information Resources
講義題目  情報資源組織論
附属図書館職員 吉松 直美
科目ナンバリングコード: LET-HUM2078J
講義コード:
2018 後期
毎週 水曜4限
伊都イーストゾーン B-101 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/10/11 (15:45)
授業の概要 図書館における情報資源の組織化について、その目的や意義、具体的内容を学習し、理解を深め、図書館の情報資源をより効果的に利用者へ提供できるよう、基本的知識を習得する。

(This course for the organization of information resources in the Japanese library, to learn the purpose and significance, the specific contents, deepen the understanding, so that you can provide to a more effective user of the information resources of the library, to acquire the basic knowledge.)
キーワード : 情報資源組織化 図書館目録 主題分析
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 一部ゲストスピーカーによる講義を行う。
資格にかかわる科目のため、期末試験、レポート、出席点の総合的判断で単位を修得できなかった場合でも特別な措置は行わない。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  司書
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを十分に理解している。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを理解している。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールをほぼ理解している。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを不十分に理解している。
B_B1-g [論理的思考能力]
文献などの収集能力およびフィールドや実験などの研究能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力を、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へ活用できる。
情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを十分に理解し、利用者サイドからの考え方からも活用ができる。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを理解し、利用者サイドからの考え方からも活用ができる。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールについてほぼ理解していて、利用者サイドからの考え方からも活用ができる。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを不十分に理解していて、利用者サイドからの活用も余りできない。
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを十分に把握している。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを把握している。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールをほぼ把握している。 情報資源の組織化に必要な手法や翻訳などのためのツールを不十分に把握している。
B_C-b [粘り強さ]
史資料や文献、情報の収集と読解に地道に取り組む姿勢を持つ。
情報資源の組織化に必要な仕組みを十分に理解し、これに積極的に取り組む姿勢が見える。 情報資源の組織化に必要な仕組みを理解し、これに取り組む姿勢が見える。 情報資源の組織化に必要な仕組みをほぼ理解し、これに取り組む姿勢が見える。 情報資源の組織化に必要な仕組みを不十分に理解していて、これに取り組む姿勢も不十分である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 情報資源組織論 田窪直規 高山正也、植松貞夫監修 樹村房 2011.10(現代図書館学シリーズ;9)ISBN 978-4-88367-209-7
参考書 : 図書館資料の目録と分類 増訂第5版 日本図書館研究会編 日本図書館研究会 2015.4 ISBN 978-4-930992-22-2
授業資料 : リンク場所は、授業中に示す。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 情報資源組織化の目的及び意義と概要
2 目録の意義と基本的考え方
3 目録法と目録規則
4 日本目録規則
5 コンピュータ技術と目録法
6 主題組織法
7 分類の意義と基本原理
8 日本十進分類法
9 自然語、統制語による主題組織法
10 件名法
11 情報通信技術と情報資源
12 図書館システムにおける組織化
13 ネットワークと情報資源組織化
14 書誌コントロール
15 各種の情報資源

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-g
[論理的思考能力]
B_B2-a
[総合把握力]
B_C-b
[粘り強さ]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 100%考慮し、未受験は欠格
出席 3分の2以上の出席が受験の要件

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業中の質問及び質問表により受け付け、質問表による相談は次回冒頭に匿名にして回答する。教務課を通しての相談も可。

授業以外での学習に当たって : 教科書を指定するので、通読して授業に臨むこと

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)