人文科学府 人文基礎専攻 東洋思想 分野
インド哲学史 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
東洋思想特論 III
Philosophical doctrines in South Asia (Specialized Lecture III)
講義題目  初期仏教の聖典語であるパーリ語を学ぶ (パーリ語初級)
教授 岡野 潔
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2018 後期
毎週 火曜1限
伊都イーストゾーン B-101 教室
M/J科目 (日本語, サンスクリット)
更新情報 : 2018/2/27 (19:58)
授業の概要 初期仏教の聖典語である、パーリ語文法を一から学ぶ。
パーリ語はスリランカ・東南アジアなどに拡がる所謂「南方仏教」の聖典の言語である。
この言語を学んで、ブッダの言葉を生で味わう経験をしてみよう。パーリ語の知識は、大乗経典のサンスクリットを読む時にも大いに役立つ。

文法の手ほどきから始め、学期の後半は、パーリ聖典のテクストを読む。

(The aim of this course is to help students to understand the ancient culture of indian Buddhism and to master Pali language through the acquisition of necessary skills and knowledge.)
キーワード :
履修条件 : サンスクリット語初級を終えていること
履修に必要な知識・能力 : サンスクリット語初級を終えていること
特記事項  <本科目は宗教文化士( http://www.cerc.jp/ )の受験資格認定科目です。>
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_B1-a [一次資料の読解]
一次資料を厳密に読解する能力を身につける。
「古典」テクストを、正確に読解し深く理解する能力を身に付けることができる。 「古典」テクストを、大体理解し読解する能力を身に付けることができる。 「古典」テクストを、理解し読解する能力を身に付けるために努力しつつある。 「古典」テクストを、理解し読解することの重要さに気づきつつあるが、努力も十分ではない。
MP_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
専門分野に固有の研究手法と方法論を十分正しく身に付けている。
専門分野に固有の問題設定や研究手法を十分正しく身に付けている。 専門分野に固有の問題設定や研究手法をほぼ正しく身に付けている。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けるために努力している。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けることの重要さに気づきつつあるが、努力が十分ではない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テクストは授業参加者にPDFで配布するが、ただし水野弘元の文法書だけは購入する必要がある。
<教科書> 水野弘元『パーリ語文法』、山喜房仏書林。
参考書 : The Pali Text Society's Pali-English Dictionary.
雲井昭善『パーリ語佛教辞典』、山喜房仏書林。
水野弘元『パーリ語辞典』(春秋社)
授業資料 : 授業資料は授業参加者にPDFで配布するので、初回の授業にUSBメモリをもってきてください。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 パーリ語についての説明。教材や授業の進め方の説明。
2 パーリ語入門 ステップ1
3 パーリ語入門 ステップ2
4 パーリ語入門 ステップ3
5 パーリ語入門 ステップ4
6 パーリ語入門 ステップ5
7 パーリ語入門 ステップ6

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_B1-a
[一次資料の読解]
MP_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
備考(欠格条件、割合等)
出席 50%
授業への貢献度 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業終了時など。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)