人文科学府 人文基礎専攻 芸術学 分野
芸術学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
東洋美術史特論 IV
History of Oriental Fine Arts (Specialized Lecture IV)
講義題目  東アジア絵画史の基本理念と実践
教授 井手 誠之輔
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2018 後期
隔週 火曜5限・火曜6限
伊都イーストゾーン 教員室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/10/27 (09:24)
授業の概要 中国を中心とし朝鮮・日本等をも包括する東アジア地域の美術は、近代を迎えて大きな転換を迎えることになった。その第一が、”美術”という翻訳語の誕生とその概念の受容、普及とその展開であった。”美術”以前の東アジア地域における美術的事象は、いかなる理念のもとで実践されてきたのか。本授業では、こうした観点にしたがって、絵画史を中心に東アジア地域で共有されてきた基本的理念と実践について考えていくことにする。

(This class intentionally share the fondemental concepts for understanding and practice of the decipline of art history of East Asia with references to the latest discussions about the institutionalization of fine arts and art history in Japan. )
キーワード : 基本理念、東アジア絵画史
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
画像の機能の違いを正確にとらえている。 画像のもつ機能について深い認識を示している 画像の機能の違いについて区別することができる 画像の機能がよくわかっていない
DP_B2-a [総合把握力]
文献などの収集能力およびフィールドや実験などの研究能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力を、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へ活用できる。
東アジアにおける絵画史の基本理念を古今東西の事例と比較検討して論理的に理解している 東アジアにおける絵画史の基本理念を論理的に理解している 東アジアにおける絵画史の基本理念をおよそ理解している 東アジアにおける絵画史の基本理念にりうて理解が足りない
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特になし
参考書 : 授業で適宜、指示する。
授業資料 : 授業中に配布する資料や講義で利用した画像について、別途定めた条件によって受講者の方々に
開示します。皆さんの美術史講義の理解のために画像の利用は不可欠の要件となります。規則
を遵守して学習に活用されてください。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 10/10 オリエンテーション
2 10/12 画の六法と気韻生動の規範性
3 10/19 画の六法と伝統絵画
4 10/26 水墨山水画と抽象表現主義

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
DP_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
出席 出席しないと回答できない問題を課すことにしている。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : オフィスアワーで対応する

授業以外での学習に当たって : 美術史は作品の記憶を必要とします。できる限り展覧会や寺社に出向いて、実物を見るように心がけてください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)