人文科学府 歴史空間専攻 アジア史学 分野
考古学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
東アジア比較考古学研究 II
East Asian Comparative Archaeology (Seminar II)
講義題目  古代地方官衙研究の成果と課題
島根大学法文学部 教授 大橋 泰夫
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2018 前期
集中
伊都 共同演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要  講義では、古代地方官衙について考察する。特に国府・郡衙の変遷や構造を検討し、律令国家の地方支配において官衙の果した役割を考える。
 講義の具体的な内容は、地方官衙を空間構成・地割・構造・機能・景観・出土遺物から総合的に検討し、現在の地方官衙研究の到達点と課題を整理する。
 地方官衙の検討にあたっては、交通や寺院との関係についても検討し、考古学だけでなく文献史学や歴史地理学などの成果も取り込む。

(Study of Provincial Government Offices in Ancient Japan

This class introduces the transition and the system of provincial headquarters and local government offices, then discuss the role of government offices in governing by the Japanese nations under the ritsuryo codes.
This class specifically introduces the provincial government offices from the side of spatial structure, function, landscape and unearthed goods, and sort through the reaching points and future issues of the study of provincial government offices.
Using the outcomes by archaeology, philology and histochemical geography, the relationships between traffics and temples is also discussed for considering the provincial government offices.)
キーワード : 地方官衙、国府、郡衙
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト : 適宜、資料を配布する。
参考書 : 参考文献
大橋泰夫2016『出雲国誕生』歴史文化ライブラリー436、吉川弘文館
高橋美久二1995『古代交通の考古地理』大明堂
文化庁文化財部記念物課2013『発掘調査のてびき 各種遺跡調査編』
山中敏史1994『古代地方官衙遺跡の研究』塙書房
そのほか、講義で適宜、示す。
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 1地方官衙研究の視角 
 官衙概説
2 地方官衙研究の成果と課題
3 2地方官衙の検討 
 官衙遺跡の特徴
4 国府・郡衙の成立と変遷
5 国府・郡衙の空間構成・機能
6 郡衙正倉の検討
7 地方官衙の荘厳化
8 出土遺物(瓦)の研究法
9 出土遺物(土器・硯など)の研究法
10 3官衙と交通の検討 
 駅家・烽家と官道
11 4官衙と寺院の諸問題 
 郡衙周辺寺院の検討
12 5事例の検討 
 『出雲国風土記』と出雲国の形成
13 『常陸国風土記』と常陸国の形成
14 『上野国交替実録帳』と郡衙の実態
15 まとめ

授業以外での学習に当たって :
学習相談 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_A-a [史資料の分析]
収集した史資料・データを文献史学・考古学・地理学的な方法論にもとづいて的確に分析し、実証的な歴史像および歴史・地域認識を提示することができる。
MH_A-b [研究史と方法論の体系的理解]
日本史学、東洋史学、朝鮮史学、考古学、西洋史学、イスラム文明史学、地理学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
MH_B1-a [資料体の構築]
歴史空間論の領域に関する文献史料や一次資料、調査データを分析し、その結果を他の研究者にも幅広く活用可能な資料体として構築できる。
MH_B2-a [総合把握力]
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。
MH_B2-b [理論的思考力]
人文学の実証的な方法と理論的な思考力を身につける。
DH_A-a [史資料の分析]
収集した史資料・データを文献史学・考古学・地理学的な方法論にもとづいて的確に分析し、実証的な歴史像および歴史・地域認識を提示することができる。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
MH_A-a
[史資料の分析]
MH_A-b
[研究史と方法論の体系的理解]
MH_B1-a
[資料体の構築]
MH_B2-a
[総合把握力]
MH_B2-b
[理論的思考力]
DH_A-a
[史資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
出席

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 : 7月3日(火)から6日(金)

教職 :
資格 :

更新日 : 2018/10/23 (11:28)