人文科学府 歴史空間専攻 広域文明史学 分野
西洋史学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年:
対象学部等:
ヨーロッパ史学研究XIII
History of Wide-Area Civilization (Seminar I)
講義題目  近世イングランド社会史
熊本大学大学院人文社会科学研究部 准教授 中川 順子
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2018 前期
毎週 月曜3限
伊都イーストゾーン 演習室 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2018/2/26 (18:12)
授業の概要 この授業では、近世イングランド社会について、社会的マイノリティ(移民や女性)、ジェンダー関係などについて、英語文献の精読・調査報告を通じて、その実態を学びます。それと同時に移民史やジェンダー史をめぐる研究動向、方法論なども学びます。
1.授業はテキストの輪読、報告、報告内容についての議論を中心に進めます。
2.必要に応じてテキストの内容や歴史事項についての調査・報告を課題とします。
論文購読とテーマに関する議論を通じて、自らの研究、論文執筆に活用できるスキルを鍛えます。移民(難民)やジェンダーにかかわる諸問題を現代社会に生きる自己の課題として考え、近世だけではなく現代社会の動向にも関心をもって授業に参加してください。

(Through an in-depth study of a selected topic in Early Modern English social history, students will acquire and develop the practical specialist knowledge and skills needed for research in Englsih Hisories.)
キーワード : 近世イングランド、ジェンダー史(女性史)、ロンドン史、都市社会史
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_A-b [研究史と方法論の体系的理解]
専門分野の研究に必要な史資料や英語文献を購読、分析して、その意味や内容、解釈について自分の言葉で表現できる。文献購読とテーマに関する議論を通じて、批判的に文献を読み、議論する力を養います。さらにジェンダーなど現代社会における課題について、関心を持ち、その歴史的起源について理解し、説明できる。
日本史学、東洋史学、朝鮮史学、考古学、西洋史学、イスラム文明史学、地理学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。 日本史学、東洋史学、朝鮮史学、考古学、西洋史学、イスラム文明史学、地理学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を概ね体系的に説明できる。 日本史学、東洋史学、朝鮮史学、考古学、西洋史学、イスラム文明史学、地理学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を教員の助言のもと体系的に説明できる。 日本史学、東洋史学、朝鮮史学、考古学、西洋史学、イスラム文明史学、地理学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : Tim Reinke-Williams, Women, Work and Sociability in Early Modern Lonson, Palgrave,2014.
Claire S. Schen, Charity and Lay Piety in Reformation London, 1500-1620,Ashgate, 2002.
参考書 : 授業中に指示します。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 2回目以降はテキストの輪読/精読 十分な予習と関連事項の調査

成績評価
観点→
成績評価方法
MH_A-b
[研究史と方法論の体系的理解]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)