人文科学府 歴史空間専攻 地理学 分野
地理学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
社会経済地理学特論 I
Socio-Economic Geography (Specialized Lecture I)
講義題目  日本の水資源・環境問題
法政大学文学部 教授 伊藤 達也
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2018 前期
集中
伊都イーストゾーン 地理演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/26 (18:35)
授業の概要 人と自然との関わりについて、どのような関係が成り立っているのかについて、主に社会科学の視点から考えていく。具体的なテーマとしては「水と人間社会の関係」を考えている。

(In this class,I consider what kind of relation stands up in nature and human society. I'm thinking it from the angle of the social science mainly. A theme in detail is "relation between water and human society".)
キーワード : 水資源、ダム、河口堰、農業用水、水利秩序、カッパ
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 ・集中講義形式で行う。時期は7月26日(木)〜28日(土)の3日間。最終日(28日)に大分県中津市に行き、カブトガニと河童についての勉強を行う予定。JR特急の場合、往復で5,000円程度かかることを述べておく。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_B2-a [総合把握力]
自然と人間の関係にどのようなものがあるのかについて理解する。
自然と人間の関係について、どのようなものがあるかをよく知っている。 自然と人間の関係について、どのようなものがあるかを部分的には知っている。 自然と人間の関係について、どのようなものがあるかを知ろうとしている。 自然と人間の関係とは何かについて関心がある。
MH_B2-b [理論的思考力]
自然と人間の関係を考えていく際の捉え方の特徴について理解する。
自然と人間の関係をとらえる方法をよく知っており、論理的に理解できている。 自然と人間の関係をとらえる方法を知っており、部分的には論理的理解に達している。 自然と人間の関係をとらえる方法を知ろうとしており、論理的理解に努めている。 自然と人間の関係をとらえようと努力しており、感覚的な理解から脱しようとしている。
MH_B2-d [社会との関わり]
自然と人間の関係の現実問題について、原因、発生メカニズム、解決の選択肢、阻害要因を理解する。
自然と人間の関係から発生する問題についてよく知っており、解決のための選択肢を提出することができる。 自然と人間の関係から発生する問題についてそれなりに知っており、解決のための選択肢を考えることができる。 自然と人間の関係から発生する問題について少しは知っており、解決のための選択肢を考える重要性は理解している。 自然と人間の関係から発生する問題を知ろうとしている。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 中藤康俊・松原 宏編(2012)『現代日本の資源問題』古今書院、淺野敏久(2008)『宍道湖・中海と霞ヶ浦―環境運動の地理学』古今書院、伊藤達也(2006)『木曽川水系の水資源問題−流域の統合管理を目指して−』成文堂、伊藤達也(2005)『水資源開発の論理−その批判的検討−』成文堂、外川健一(2001)『自動車とリサイクル−自動車産業の静脈部における経済地理学的研究−』日刊自動車新聞社、鳥越皓之、帯谷博明編(2009)『よくわかる環境社会学』ミネルヴァ書房、栗山浩一(2008)『最新環境経済学の基本と仕組みがよーくわかる本』秀和システム
授業資料 : 授業中に配布する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 授業の進め方、取り上げるテーマについて解説する。(1時間)
2 地理学、経済学を中心に、社会科学から捉えることのできる「自然と人間」関係について説明する(2時間程度)
3 水と人間社会のかかわりに関する授業を行う(4時間程度)
4 学生による環境問題に関するプレゼンテーション(3時間程度) プレゼンテーション
5 「中津のカブトガニ保存活動、河童を使った地域振興」などをテーマにしたフィールドワークを実施予定(5時間程度) フィールドワーク

成績評価
観点→
成績評価方法
MH_B2-a
[総合把握力]
MH_B2-b
[理論的思考力]
MH_B2-d
[社会との関わり]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 50%
プレゼンテーション 50%
出席 出席は足切りに使用します。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)