人文科学府 言語・文学専攻 日本・東洋文学 分野
国語学・国文学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
近世文芸史論特論 I
Early Modern Japanese Literature (Specialized Lecture I)
講義題目  近世芸能史研究
准教授 川平 敏文
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2018 前期
毎週 木曜5限
伊都イーストゾーン 教員室 教室
M/J科目 (日本語, 古典日本語)
更新情報 : 2018/3/12 (11:18)
授業の概要 江戸文学を大きく三分するとすれば、韻文・散文・芸能に分けることができるであろう。本講義はそのうち、芸能史についての授業である。

(This lecture is a lecture on the history of Edo literature, especially the performing arts of the Edo period.)
キーワード : 浄瑠璃、講談、歌舞伎
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
ML_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
基本的な固有名詞を正確に暗記し、専門用語の概念を的確に把握している。 基本的な固有名詞をおおむね正確に暗記し、専門用語の概念をおおむね的確に把握している。 基本的な固有名詞を曖昧に暗記しているが、専門用語の概念をおおむね的確に把握している。 基本的な固有名詞を曖昧に暗記し、専門用語の概念をあまり的確に把握できていない。
ML_B2-a [総合把握力]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
文学史の展開や、先行研究の問題点について、極めて的確・詳細に説明できる。 文学史の展開や、先行研究の問題点について、やや詳細に説明できる。 文学史の展開や、先行研究の問題点について、略述できる。 文学史の展開や、先行研究の問題点について、あまり的確に把握できていない。
ML_B2-b [理論的思考力]
新たな視点から問題提起を行い、それを解決するための方法を提示する能力を身に付ける。
習得した知識を踏まえて、きわめてユニークで有用な問題提起ができる。 習得した知識を踏まえて、ややユニークで有用な問題提起ができる。 習得した知識を踏まえて、妥当な問題提起ができる。 知識の習得がおぼつかなく、妥当な問題提起ができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 随時、プリントを配付する。
参考書 : 関山和夫『説教の歴史』(岩波新書)
中村幸彦『舌耕文学談』(「中村幸彦著述集」10、中央公論社)
川平敏文『徒然草の十七世紀』(岩波書店)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 説経
説経浄瑠璃、節談説経
2 浄瑠璃
義太夫節、近松門左衛門、文楽
3 講談
太平記読み、馬場文耕、志道軒、実録
4 落語
真宗説教、醒睡笑、浅井了意、噺本、談義本
5 学問
古典講釈、儒書講釈、医書講釈
6 歌舞伎
野郎歌舞伎、市川團十郎、歌舞伎評判記、狂歌、刷物

成績評価
観点→
成績評価方法
ML_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
ML_B2-a
[総合把握力]
ML_B2-b
[理論的思考力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 80%
授業への貢献度 20%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 「授業への貢献度」は、毎回講義終了時に書かせるコメント用紙を提出しているか、あるいはそこに有意義な質問あるいは意見が書かれているか、を考慮する。
学習相談 学習相談 : 随時。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)