人文科学府 言語・文学専攻 西洋文学 分野
英語学・英文学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
アメリカ文学特論 VI
American Literature (Specialized Lecture VI)
講義題目  アメリカの音楽文化
慶応義塾大学法学部 教授 大和田 俊之
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2018 前期
集中
伊都 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要  ブルース、ジャズ、カントリー、R&B、ロックンロール、ヒップホップなど20世紀ポピュラー音楽の多くはアメリカで誕生した。本講義では、アメリカの音楽文化を社会とのかかわりにおいて考察し、様々な音楽ジャンルがどのように形成され、発展してきたかをたどる。19世紀のミンストレル・ショウから現代のポピュラー・カルチャーまで概観するが、その際、「アメリカ音楽の歴史」を単に年代順に解説するだけでなく、そのような「音楽史」 そのものがどのように構築されてきたかという系譜学的手法を用いて講義する。ある国の音楽文化は、その国の社会制度や政治形態、さらには産業構造と無縁ではない。特にアメリカでは、ブルースやジャズ、それにカントリーなど主に人種によって分節化される音楽ジャンルの発展は、各時代の政治的イデオロギーと密接な関係がある。また、女性やアフリカ系アメリカ人、さらにはヒスパニックのミュージシャンの活躍は、フェミニズムやポストコロニアリズムなどの運動/理論と無関係ではあり得ない。昨今の批評理論の発展により、アメリカのポピュラー音楽文化に関する研究書の刊行も目覚ましい勢いで進んでいる。そうした最新の研究成果を踏まえたうえで、最終的にはアメリカン・ポピュラー・ミュージックの日本への流入にも触れる予定。講義の性質上、CDやDVD等の資料を積極的に利用し、実際の音源や映像を通してアメリカのポピュラー音楽への理解を深めたい。

(This lecture course is designed to introduce students to the history of American popular music. Attention will be paid to the formation of music genres--minstrel shows, blues, country music, R&B, hip hop, etc. Themes of focus include methods of studying popular music, music and politics, and the idea of authenticity in popular music.)
キーワード : アメリカ、ポピュラー音楽、文化史
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト : なし。
参考書 : 授業中に適宜指示する。
授業資料 : 授業中に適宜指示する。

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 ミンストレル・ショウ
3 ブルース
4 ヒルビリー/カントリー・ミュージック
5 ティンパン・アレー/ブロードウェイ・ミュージカル
6 ジャズ(1)
7 ジャズ(2)
8 ロックンロール
9 ロック
10 R&B
11 ソウル・ミュージック/ファンク
12 ヒップホップ(1)
13 ヒップホップ(2)
14 アメリカ合衆国のラテン音楽
15 まとめ

授業以外での学習に当たって :
学習相談 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
ML_A-b [先行研究の読解]
アメリカのポピュラー音楽研究の歴史と蓄積について理解する。
それぞれのジャンルについて代表的な先行研究をあげ、その方法論の推移について理解している。 それぞれのジャンルについて代表的な先行研究を上げることができる。 アメリカのポピュラー音楽研究の代表的な作品をいくつかあげることができる。 ポピュラー音楽研究と音楽ジャーナリズムの違いが理解できる。
ML_A-c [研究史と方法論の体系的理解]
アメリカの音楽文化を題材に、それがどのような手法で解釈・研究されうるのか、様々な批評理論の可能性について理解する。
それぞれの批評理論と、そのポピュラー音楽研究への応用可能性について理解している。 それぞれの批評理論について説明することができる。 ポピュラー音楽を分析する方法をいくつか上げることができる。 ポピュラー音楽研究とは何かについて説明できる。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
ML_A-b
[先行研究の読解]
ML_A-c
[研究史と方法論の体系的理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
出席

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 : 2018年9月3日〜6日(予定)

教職 :
資格 :

更新日 : 2018/3/30 (00:38)