人文科学府

現代文化論科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年:
対象学部等:
現代文化論B
Studies of Modern Culture B
講義題目  歴史空間論と現代
教授 森平 雅彦
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2018 前期
毎週 水曜2限
伊都イーストゾーン 104 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/7/23 (15:33)
授業の概要 現代社会における歴史空間論(歴史学と地理学)の意味について、リレー形式で講義する。

(This course examines situation of history and geography in the modern society.)
キーワード : 歴史学、地理学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 教員の担当日は都合により予告なく変更される場合があります。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_B2-a [総合把握力]
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。
現代における歴史学・地理学の位置づけを非常によく把握できる。 現代における歴史学・地理学の位置づけをよく把握できる。 現代における歴史学・地理学の位置づけを把握できる。 現代における歴史学・地理学の位置づけをあまり把握できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 各教員が授業のなかで適宜提示
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 4月11日:ガイダンス&朝鮮史学と現代1(森平)
2 4月18日:日本史学と現代1(坂上)
3 4月25日:日本史学と現代2(佐伯)
4 5月9日:日本史学と現代3(岩ア)
5 5月16日:東洋史学と現代(中島)
6 5月23日:朝鮮史学と現代2(小野)
7 5月30日:考古学と現代1(宮本)
8 6月6日:考古学と現代2(辻田)
9 6月13日:西洋史学と現代1(岡崎)
10 6月20日:西洋史学と現代2(今井)
11 6月27日:イスラム文明史学と現代1(清水)
12 7月4日:イスラム文明史学と現代2(小笠原)
13 7月11日:地理学と現代1(高木)
14 7月18日:地理学と現代2(遠城)
15 7月25日:地理学と現代3(今里)

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
出席 50%
レポート 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 【レポート課題の詳細】
・各教員が出す課題から1つを選択。
・課題は教員ごとに授業時に提示する場合とそうでない場合があります。最終授業日までに全ての課題リストをシラバス上に掲示します。
・字数・書式:教員ごとに指定します。特段の指定がないものはフリー。
・提出先:学生第1係
・提出期日:第2期(9月3日)

【レポート課題】
下記からテーマを1つ選んで作成してください。選択した科目の出題教員名を冒頭に明記すること。字数などのフォーマットは任意です。
出題内容について不明な点は、当該の教員に直接問い合わせること。

【森平】人間の知を豊かにし、思慮を深めるため、自分の研究分野・研究テーマからどのような貢献ができるか、一般的な見地から考えてみてください。
【坂上】具体的な遺跡を一つ取り上げ、その整備と活用の方針について考えるところを述べよ。現地に行った証拠を添えるように。
【佐伯】あなたの専門分野における学術資料の多様な価値について、具体的に述べなさい。
【岩ア】世界遺産の活用と地域社会について、自由な観点から論じなさい。。
【中島】各自が専門とする地域やテーマに関する難民問題について論じなさい。
【小野】あなたが専門とする国(民族)の国史(national history)について、その特徴と描かれ方がどのように変化してきたのかについて説明してください。
【宮本】「考古学と現代」という課題に対して、自分の専攻する分野からのアプローチによって論じなさい。
【辻田】現代の歴史教育において,先史時代が占める比重と役割をどのように考えますか。自分が受けてきた教育の実例から具体的に説明してください。
【岡崎】授業内容を念頭において、資料・テクスト・現象の価値付けに関する社会的諸条件について、具体的な例を通じて論ぜよ。
【今井】講義の内容をふまえ、なおかつ自分の専門領域と照らし合わせながら、現代メディアにおいて歴史上の集団や人物がどのように表象され、位置づけられてきたかを、その論点や問題点とともに論じなさい。もちろん、地域や対象は日本に限らない。
【清水】社会と宗教の関わりについて、自らの専門分野との関わりから述べよ。
【小笠原】ある地域・国家の民族主義政策と、それがもたらした民族問題(マイノリティなど)について、歴史的背景にさかのぼって説明せよ
【高木】授業内容を踏まえながら、学問と戦争との関りについて、あなたの意見を述べなさい。
【遠城】「地域文化」について各専門分野の視点から論じてください。
【今里】任意の一農家を事例に、筆名をすべて聞き取り,図表等を作成して報告せよ。
学習相談 学習相談 : 個別の授業内容に関しては担当教員に直接教場にて
授業全体に関する事項は森平まで

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)