文学部 人文学科 哲学コース
インド哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
アジア宗教思想講義 II
Religions in South Asia and Tibet (Lecture II)
講義題目  インド学・インド仏教学・チベット学
教授 岡野 潔
科目ナンバリングコード: LET-HUM2222J
講義コード:
2024 後期
毎週 月曜2限
伊都イーストゾーン C206 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2024/2/28 (10:49)
授業の概要  全15回の授業を、大きく3つのパートに分けて、以下のようなテーマで講義をする
第1パート チベット学・チベット仏教学はいかに開始されたか (4回)
第2パート ジャータカ(前生譚)の探求(2回)
第3パート 仏教遺跡ボロブドゥールの思想 (4回)
第4パート インド仏教の宇宙論的人類史観 (5回)

(This course is designed to introduce students to the big picture of Indian Buddhism. Critical reading of materials is intended to guide students towards a systematic understanding of Buddhism’s multidimensional character, as well as a broad perspective on the different strategies of understanding Indian religions. )
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 本科目は宗教文化士( http://www.cerc.jp/ )の受験資格認定科目です
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 授業に参加する時は、パソコンで毎回Moodleにログインしてください。配付資料があります。
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-1 [人文学の広範な知識と理解]
人文学全般の多様な専門分野の基礎知識を身につけ、人文学固有の思考や方法を説明できる。
史資料・文献・作品の分析と解釈などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を十分に理解し自分の言葉で説明できる。 史資料・文献・作品の分析と解釈などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し、説明できる。 史資料・文献・作品の分析と解釈などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性をかなり理解しているが、うまく説明できない。 史資料・文献・作品の分析と解釈などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性をあまり理解していない。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を十分に獲得し、人に説明できる。 専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得している。 専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得するために努力している。 専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得するに至っておらず、努力が足りない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説を主とした授業形態。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 毎回の授業資料はMoodleを通してPDFで配布する。
参考書 : 授業資料の中で紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 チベット学の開始、未知の文明に挑んだ人々
2 西洋人が見た「悪魔の宗教」としてのチベット仏教
3 河口慧海とチベット学の黎明期
4 多田等観などの活動、チベット大蔵経のすごさ
5 ヴィシュヴァンタラ物語
6 ボロブドゥールのスダナキンナリー物語
7 ボロブドゥールの仏伝ラリタヴィスタラ
8 仏伝ラリタヴィスタラの構造とプロップの研究
9 華厳経入法界品 善財童子の旅1
10 華厳経入法界品 善財童子の旅2
11 ボロブドゥール遺跡の思想まとめ
12 転輪聖王師子吼経、中間劫の思想;弥勒下生の時への信仰阿弥陀信仰への道
13 アッガンニャ経による人類社会の創成神話1
14 アッガンニャ経による人類社会の創成神話2
15 アッガンニャ神話という、地上での人類の稲作と王権の開始の物語

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-1
[人文学の広範な知識と理解]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 学期末レポート
小テスト 学期末レポートを課さない場合、期末試験

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 欠席の多さも、成績評価において平常点として考慮する。
学習相談 学習相談 : 授業終了後など。

授業以外での学習に当たって : 授業前日までに授業資料のPDFをダウンロードして、20分ほどかけて資料全体によく目を通しておいてください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)