文学部 人文学科 哲学コース
インド哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 3年生 4年生
対象学部等: インド哲学史の専攻学生
仏教学演習 IIB
Buddhist Studies (Seminar II)B
講義題目  インド仏教の梵文テクストを読む
教授 岡野 潔
科目ナンバリングコード: LET-HUM3224J
講義コード:
2024 夏クォータ
毎週 金曜2限
伊都イーストゾーン 印哲研 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2024/4/7 (15:55)
授業の概要  この夏クオーターの授業(II B)は、インド哲学史研究室の3年生と4年生の出席を想定して行われるもので、サンスクリット語初級中級を履修済みの学生向けに、やや難しいサンスクリット語のテクストの講読を行う。Sukhavativyuha(無量寿経)の梵文テクストを読む予定である。

 阿弥陀信仰を説く三経典、『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』は日本では「浄土三部経」として広く知られているが、特にその中で『無量寿経』は、最も重視される経典である。この授業では初期大乗経典『無量寿経』(大本 Sukhavativyuha)のサンスクリット語のテクストを、藤田校定本により訳読する。
 日本の浄土宗の教学は漢訳の上に成り立っているといってよいが、漢訳ではなくサンスクリット語の原文で直接仏教聖典を読んで見る経験は、もう一度日本の浄土信仰というものを考察しなおす時に、新しい視点をもたらすに違いない。

(The aim of this course is to help students to understand the ancient culture of Indian Buddhism and Hinduism.)
キーワード :
履修条件 : サンスクリット語初級・中級を終えていること(履修を終えていない2年生の参加は難しい)
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 <本科目は宗教文化士( http://www.cerc.jp/ )の受験資格認定科目です。>
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
専門分野の諸領域の基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を完全に身につけ、それらを説明できる。 専門分野の諸領域の基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法をよく身につけ、それらを説明できる。 専門分野の諸領域の基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法をかなり身につけ、それらを説明できる。 専門分野の諸領域の基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できるレベルに達していない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 授業で指示します。PDF を配付します。
参考書 :
授業資料 : https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=58071

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 導入。梵文のテクストを読む  無量寿経
2 梵文のテクストを読む  無量寿経
3 梵文のテクストを読む  無量寿経
4 梵文のテクストを読む  無量寿経
5 梵文のテクストを読む  無量寿経
6 梵文のテクストを読む  無量寿経
7 梵文のテクストを読む  無量寿経

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 欠席が多い場合、平常点による評価に大きく影響しますので注意してください。
学習相談 学習相談 : 授業の後で。

授業以外での学習に当たって : 毎回、3時間程度の予習が必要です。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)