文学部 人文学科 哲学コース
中国哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
中国哲学史講義 I
History of Chinese Philosophy (Lecture I)
講義題目  中国近世思想史概説
准教授 藤井 倫明
科目ナンバリングコード: LET-HUM2231J
講義コード:
2024 前期
毎週 金曜2限
伊都イーストゾーン C206 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
更新情報 : 2024/2/29 (11:46)
授業の概要 中国の思想が宋代以降、どのように展開していったのか、朱子学・陽明学を中心に概述する。また、朱子学・陽明学を理解する上で必要となる基礎概念及び基礎理論についても説明をする。

(This course provides an overview of how Chinese thought has developed since the Song dynasty, focusing on Zhu Xi and Yang Ming. In addition, the basic concepts and theories necessary for understanding Zhu Xi and Yang Ming will be explained.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
朱子学・陽明学の成立と展開の経緯、及びその重要理論を詳しくかつ的確に理解できている。 朱子学・陽明学の成立と展開の経緯、及びその重要理論を概ね理解できている。 朱子学・陽明学の成立と展開の経緯だけは基本的に理解できている。 朱子学・陽明学の成立と展開の経緯、及びその重要理論、いずれも十分理解できている。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説(又は板書)を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて,関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 陳来『宋元明哲学史教程』(生活・讀書・新知三聯書店、2010年)
参考書 : 楠本正継『宋明時代儒学思想の研究』(広池学園出版部、1964年)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス 授業内容の説明、中国思想史の基礎知識
2 宋明理学概論
3 北宋理学1:理学の萌芽
4 北宋理学2:理学の確立1
5 南宋理学1:湖湘(湖南)学派
6 南宋理学1:朱熹の閩学1
7 南宋理学1:朱熹の閩学2
8 南宋理学2:江西陸学と浙東事功学派
9 元代理学
10 明代前期の理学:朱子学の復興
11 明代中期の理学1:心学の隆盛1
12 明代中期の理学1:心学の隆盛2
13 明代中期の理学2:心学の反動
14 明代後期の理学
15 総合討論

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)