文学部 人文学科 哲学コース
中国哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
中国文献学基礎演習 II
Chinese Classics (Seminar II)
講義題目  『四庫全書総目提要』講読
福岡教育大学教育学部 准教授 竹元 規人
科目ナンバリングコード: LET-HUM2242J
講義コード:
2024 後期
毎週 金曜3限
伊都イーストゾーン A104 教室
M/J科目 (日本語, 中国語)
更新情報 : 2024/3/1 (07:56)
授業の概要 中国哲学史の分野を専門的に研究するうえでの基礎力を養う演習です。
中国古典(漢文)文献の読解を通して,読解力と基礎知識の習得・向上を図ります。
講読する文献は『四庫全書総目提要』の一部分とする予定です。
授業は,最初の2回程度は教員による概要説明・予習準備の方法の説明と例の紹介を行い,その後の回は履修者による発表により進めます。

(This course aims to familiarize students with the source materials available for the study of Chinese thought.)
キーワード : 漢文,古典中国語,中国哲学史,文献学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 高校国語での漢文の知識を前提とします。中国語の学習歴があればなおよい
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
中国哲学史分野の原典を読解する能力を十分習得している。 中国哲学史分野の原典を読解する能力を十分習得している。 中国哲学史分野の原典を読解する能力をある程度習得している。 中国哲学史分野の原典を読解する能力を習得していない。
U_C-1-1 [文献分析力]
それぞれの専門分野の基本文献を正確に解釈、分析することができる。
中国哲学史分野の専門的研究手法を十分習得している。 中国哲学史分野の専門的研究手法を十分習得している。 中国哲学史分野の専門的研究手法をある程度習得している。 中国哲学史分野の専門的研究手法を習得していない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 テキストの読解と出典注記,問題点の指摘を予習して資料を作成し,発表してもらいます。それを教員と履修者間で検討し,修正・説明を加えていくことで理解を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 原⽂のコピー(紙媒体ないし電子ファイル)を配付します。
対面授業では板書します。遠隔の場合は音声・電子媒体・チャットを用います。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 概要紹介,漢文訓読の復習,講読文献の説明,発表順の検討と講読箇所の選定 説明事項を復習する
2 発表の方法についての例示 次回以降の発表を準備する
3 読解@ 演習 次回以降の発表を準備する
4 読解A 演習 次回以降の発表を準備する
5 読解B 演習 次回以降の発表を準備する
6 読解C 演習 次回以降の発表を準備する
7 読解D 演習 次回以降の発表を準備する
8 読解E 演習 次回以降の発表を準備する
9 読解F 演習 次回以降の発表を準備する
10 読解G 演習 次回以降の発表を準備する
11 読解H 演習 次回以降の発表を準備する
12 読解Ic 演習 次回以降の発表を準備する
13 読解J 演習 次回以降の発表を準備する
14 読解K 演習 次回以降の発表を準備する
15 読解Lとまとめ 全体を復習する

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-1-1
[文献分析力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 60%
期末試験 30%
授業への貢献度 10%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業前後または電子メール(アドレスは授業中に通知)によります。

授業以外での学習に当たって : 辞書・関連文献を用いて講読文献の読解を進める。担当部分については,訓読及び現代日本語訳を示し,講読文献以外の資料も利用して,語釈・問題に関する注釈を付したレジュメを作成する。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)