文学部 人文学科 哲学コース
美学・美術史 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
美学美術史実習 III
Aesthetics & Art History (Practice III)
講義題目  美術史調査入門
教授 井手 誠之輔
科目ナンバリングコード: LET-HUM3259J
講義コード:
2024 前期
毎週 木曜3限・木曜4限
伊都イーストゾーン 美学演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2024/3/29 (23:26)
授業の概要 美術作品の調査など美術史におけるフィールドワークの基本的な方法を実践的に学ぶ。
・テーマに即した福岡周辺の社寺・美術館・博物館における文化財や展覧会および施設の見学。
・研修旅行等のプランニングと見学場所、作品の下調べ、発表
・研修旅行等の実施

(The aims of this fieldwork-focused course are to introduce students to research and data analysis in order to develop an understanding of art works. Basic skills in art history will be developed through field works.)
キーワード : 社寺、美術館、博物館、フィールド調査
履修条件 : 講座外の受講希望者は、事前に相談すること。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 美術館・博物館での見学では、毎回、800字以内のレポートを課します。回収後、名前を抜いたものをまとめて皆さんに提供します。さまざまな見方や考え方があることを知っていただくのが目的です。美術館側にも提供することがあります。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 : 学芸員
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
専門分野に固有の問題設定や研究手法を十分に身に付けている。 専門分野に固有の問題設定や研究手法をかなり身に付けている。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けている。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を十分に身に付けていない。
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で正確に表現できている。 専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で表現できている 専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉である程度は表現できている 専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で正確に表現できていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 美術館・博物館等施設を中心に展覧会等を見学し、多様な観点からのものの見方・考え方、その提示の仕方について学習しまた参加者で議論します。複数学年混成の5乃至6班に分け、班ごとに見学とディスカッションを組み合わせた2週間分の担当とし、見学先・訪問先を変えていくことにする。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。
参考書 : なし。
授業資料 : なし。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 4月11日 第1回見学 北九州市立美術館
     足立美術館所蔵 横山大観展
2 4月18日 休講
3 4月25日 第2回見学 佐賀県立美術館
    生誕100年 山下 清 展―百年目の大回想―
4 5月2日 第3回見学 観世音寺、九州国立博物館
5 5月9日 第4回見学(終日) 山口県立美術館
奈良大和路のみほとけ ―令和古寺巡礼―
6 5月16日 学内での作品調査
7 5月23日 休講
8 5月30日 第5回見学 久留米市美術館
     ちくごist 尾花成春
9 6月6日  続・学内での作品調査、調べ物
10 6月13日 第6回見学 未定
11 6月20日 続々・学内での作品調査
12 6月27日 未定
13 7月4日 未定
14 7月11日 未定
15 7月18日 未定

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-1-2
[研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
出席 無断欠席をしないこと
レポート 見学先についてレポートを課します。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 常時、相談を受け付ける。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)