文学部 人文学科 歴史学コース
日本史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
日本史学講義 XVB
Japanese History (Lecture XV)B
講義題目  近代日本における皇室典範の運用
講師 国分 航士
科目ナンバリングコード: LET-HUM3318J
講義コード:
2024 夏クォータ
毎週 木曜5限
伊都イーストゾーン B101(98) 教室
M/J科目 (日本語, 古典日本語)
更新情報 : 2024/4/4 (14:50)
授業の概要 近代日本の皇室制度について、特に、旧皇室典範の運用を中心に考察する。

(This course provides an in-depth examination of specific aspects of Modern Japanese History. The course touches on topics of the Imperial Household Law in modern Japan.)
キーワード : 日本近代史 皇室制度 皇室典範
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 日本近代史に関する基本的な知識
特記事項 参加者の構成、理解度などに応じて、授業計画・内容を部分的に変更することがあります。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 moodleから、各自コース登録を行ってください。
https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=55902
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3b [歴史学コース固有の課題]
先行研究を批判的に読む中で自らの問題関心を鋭敏にし、史・資料を解読し史跡を調査することにより、自らの視角から、ある特定の地域と時代の社会像を復原できる。
先行研究を批判的に読む中で自らの問題関心を鋭敏にし、そして資料を解読し、自らの視角から、ある特定の地域と時代の社会像を十全に復原できる。 先行研究を批判的に読む中で自らの問題関心を鋭敏にし、そして資料を解読し、自らの視角から、ある特定の地域と時代の社会像を復原できる。 先行研究を批判的に読む中で自らの問題関心を鋭敏にし、そして資料を解読し、ある特定の地域と時代の社会像を不充分ながらも復原できる。 先行研究の批判的な読解、そして資料を解読できず、ある特定の地域と時代の社会像を復原できない。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
日本近代史の基礎知識、問題設定や研究手法を身につけ、それらを優れて説得的に説明できる。 日本近代史の基礎知識、問題設定や研究手法を身につけ、それらを説得的に説明できる。 日本近代史の基礎知識、問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。 日本近代史の基礎知識、問題設定や研究手法を身につけられておらず、それらを説明できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説を主とした形態であり、時折、学生との問答を通じて関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 原則として、moodleを通じてレジュメを配付します。
参考書 : ・西川誠『天皇の歴史』7、講談社、2018年(文庫版)
・加藤陽子『天皇の歴史』8、講談社、2018年(文庫・増補版)
・山口輝臣「宗教と向き合って」小倉慈司・山口輝臣『天皇の歴史』9、講談社、2018年(文庫版)
・茶谷誠一『宮中からみる日本近代史』筑摩書房、2012年
・歴史学研究会編『天皇はいかに受け継がれたか』績文堂出版、2019年
・春名宏昭・高橋典幸・村和明・西川誠『皇位継承』山川出版社、2019年
その他については、授業内で適宜紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 帝室制度審議会 レジュメを確認するとともに、授業で紹介した文献のうち、興味を持ったものを読んでみる。
2 大正7年皇室典範増補 レジュメを確認するとともに、授業で紹介した文献のうち、興味を持ったものを読んでみる。
3 臣籍降下 レジュメを確認するとともに、授業で紹介した文献のうち、興味を持ったものを読んでみる。
4 宮中重大事件・摂政設置 レジュメを確認するとともに、授業で紹介した文献のうち、興味を持ったものを読んでみる。
5 王公家軌範 レジュメを確認するとともに、授業で紹介した文献のうち、興味を持ったものを読んでみる。
6 昭和戦前期の典範改正構想 レジュメを確認するとともに、授業で紹介した文献のうち、興味を持ったものを読んでみる。
7 おわりに レジュメを確認するとともに、授業で紹介した文献のうち、興味を持ったものを読んでみる。

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3b
[歴史学コース固有の課題]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 80% 学期末レポート
授業への貢献度 20% 授業内で実施するコメント

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 適宜受け付ける。

授業以外での学習に当たって : 授業の各回で紹介した参考文献、資料を積極的に手に取る。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)