文学部 人文学科 歴史学コース
日本史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等: 日本史学研究室所属以外の他学部・他研究室所属の学生の受講も歓迎する。その場合、初回授業前までに教員まで連絡すること。
日本史学演習 XVII
Japanese History (Seminar XVII)
講義題目  史資料を探す――日本近現代史の場合
附属図書館付設記録資料館 准教授 原口 大輔
科目ナンバリングコード: LET-HUM2325J
講義コード:
2024 後期
毎週 水曜4限
伊都イーストゾーン B103 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/3/2 (01:06)
授業の概要 日本近現代史にかんする史料は膨大で、そして形態も多様である。そのため、日本近現代史の研究を進めるには多様な種類の文献・史料を博捜する能力が求められる。また、2020年以降のコロナ禍を一つのきっかけに、デジタルアーカイブとして公開された文献・史料は爆発的に増加し、我々は様々な史料をパソコンやスマートフォンの画面上で閲覧することができる。
そこで、本演習では、日本近現代史にかんする史資料の“探し方”をテーマとし、各人が与えられた課題をもとに、それぞれの史資料の探し方・その得失を報告し、受講者とともに議論を行う。そして、本演習の参加者とともに、オリジナルの日本近現代史にかんする史料の調べ方ガイドブックを作る、ということを目標としている。

(This course aims to familiarize students with how to search for historical materials about modern Japanese history. In this exercise, each person will report on how to search for historical materials and their advantages and disadvantages based on the assigned task, and discuss them with the participants. The goal is to work with the participants of this exercise to create an original guidebook on how to research historical materials related to modern Japanese history.)
キーワード : 日本史、日本近現代史、アーカイブ、史料論、データベース
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 原則として対面で実施するが、場合によってはTeamsを使うこともあり得る。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 後期授業開始前にURLを掲載する。
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討し、適切に報告し、文章にまとめるができる。 深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。 深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、吟味・検討することができる。 自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができない。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを適切に報告し、文章にまとめることができる。 それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを適切に報告することができる。 それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。 それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明することができない。
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集し、適切に報告し、文章にまとめることができる。 それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集し、適切に報告することができる。 それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。 それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集することができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 演習形式で行う。
報告者は提示された課題をもとに、広く日本近現代史にかんする史資料などを探し出し、その探し方のプロセスなどを含め、レジュメを作成して口頭で報告する。参加者はその報告に対する質疑を行い、知見を深め、報告者の期末レポート執筆に資するようにする。なお、受講者の人数によっては複数人で課題に取り組むこともある。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特になし。授業中に指示する。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 図書館の歩き方
3 演習 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-1
[主体的な学び]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-1-2
[研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 40%
レポート 30%
授業への貢献度 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 「プレゼンテーション」は演習報告、「レポート」は期末レポート、「授業への貢献度」は報告などに対する質疑応答でそれぞれ評価する。
また、演習報告をもとにした期末レポートを全員分あわせて一冊の調べ方ガイドブックとして編纂する予定である。
学習相談 学習相談 : 担当教員にメールで相談されたい。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)