文学部 人文学科 歴史学コース
日本史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本史学実習 III
Japanese History (Practice III)
講義題目  史料の展示
比較社会文化研究院 准教授 木土 博成
科目ナンバリングコード: LET-HUM2332J
講義コード:
2024 前期
毎週 水曜2限
伊都イーストゾーン 中央図書館4階演習室 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/3/3 (10:01)
授業の概要 この授業では、歴史資料(史料)の特性や取り扱い方法について、古文書・古記録に触れ、解説文(キャプション)を作成し、フジイギャラリーに実際に展示することを通して、学ぶ。授業は水曜の2限に行うが、実際に展示を行うのは7月6日(土)を予定している(履修希望者はこの日は空けておくこと)。学芸員の資格を取りたい人、博物館・美術館・史料館の展示活動に興味がある人、実物の史料に触れてみたい人、などの受講を想定している。

(In this class, students will learn about the characteristics and handling methods of historical materials by coming into contact with old documents and records, creating explanatory texts (captions), and actually exhibiting them at the Fujii Gallery. Classes will be held in the second period on Wednesdays, but the actual exhibition is scheduled for Saturday, July 6 (those who wish to take the course should leave it free on this day). It is intended for those who (1) want to obtain a curatorial qualification, (2) those who are interested in the exhibition activities of museums, art galleries, and historical archives, and (3) those who want to come into contact with actual historical materials.)
キーワード : 古文書 フジイギャラリー 展示 キャプション 
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 図書館の演習室の収容人数、および古文書現物を取り扱うことから,受講生は20名を上限とする。これを越える履修希望がある場合は,上級学年を優先とする。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 : 学芸員
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3b [歴史学コース固有の課題]
先行研究を批判的に読む中で自らの問題関心を鋭敏にし、史・資料を解読し史跡を調査することにより、自らの視角から、ある特定の地域と時代の社会像を復原できる。
近世史料(古文書)の正確な調査とキャプション作成ができる。 近世史料(古文書)の調査とキャプション作成ができる。 近世史料(古文書)の調査とキャプション作成が不十分ながらもできる。 近世史料(古文書)の調査とキャプション作成ができない。
U_A-2 [協働]
多様な知の交流を行い、他者と協働し問題解決にあたることができる。
グループワークでのキャプション作成などの際に、周囲と相談しながら、自らの役割を十分に果たすことができる。 グループワークでのキャプション作成などの際に、周囲と相談しながら、自らの役割を果たすことができる。 グループワークでのキャプション作成などの際に、周囲と相談しながら、自らの役割を、ある程度は果たすことができる。 グループワークでのキャプション作成などの際に、周囲と相談しながら、自らの役割を果たすことができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス 実習
2 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
3 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
4 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
5 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
6 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
7 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
8 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
9 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
10 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
11 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
12 グループワーク(古文書を選ぶ、展示に向けてキャプションを作成する、パネルなどを作成する) 実習
13 実際の展示(7月6日) 実習
14 実際の展示(7月6日) 実習
15 実際の展示(7月6日) 実習

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3b
[歴史学コース固有の課題]
U_A-2
[協働]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 50% 出席した上で、グループワークの際に貢献する
作品 50% 作成したキャプションやパネルなどの出来映え

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業の前後などに適宜応じる。

授業以外での学習に当たって : 展示を作る上で、他の博物館(例:九州国立博物館、福岡市博物館)を見学するなどして、事例を参照してほしい。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)