文学部 人文学科 歴史学コース
イスラム文明学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
イスラム史学講義 IIIA
History of Islamic Civilization (Lecture III)A
講義題目  オスマン社会の論じ方
大阪公立大学文学研究科 准教授 上野 雅由樹
科目ナンバリングコード: LET-HUM2462J
講義コード:
2024 前期
集中
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/2/27 (09:14)
授業の概要 本講義では、英語文献の講読を交えつつ、多様な文化的背景と属性の人々を内包したオスマン社会のあり方を、身分や職業、ジェンダー、宗教、民族といった側面から概観し、包摂的な社会像を養うことを目指す。

(This course aims to provide an overview of Ottoman society, which encompassed people of diverse cultural backgrounds and attributes, in terms of status, occupation, gender, religion, and ethnicity, and to cultivate an inclusive understanding of society, with the reading of English-language texts.)
キーワード : オスマン帝国、多様性、インクルーシブ
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 集中講義として行う。日程は、9月2日(月)から5日(木)を予定している。
集中講義に先立ち、8月中にオンラインでアンケート課題を課す予定である。
授業中に不適切な、あるいは配慮を欠いた発言を行う者に対しては厳しく対処する。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3b [歴史学コース固有の課題]
先行研究を批判的に読む中で自らの問題関心を鋭敏にし、史・資料を解読し史跡を調査することにより、自らの視角から、ある特定の地域と時代の社会像を復原できる。
文化的背景の面で多様な人々を内包したオスマン社会のあり方を、その多様性に適切に配慮した形で説明することができる。 文化的背景の面で多様な人々を内包したオスマン社会のあり方を適切に説明することができる。 文化的背景の面で多様な人々を内包したオスマン社会のあり方を一通り説明することができる。 文化的背景の面で多様な人々を内包したオスマン社会のあり方を説明することができない。
U_C-1-4 [外国語運用能力]
外国語の運用能力を高め、自らの考えを表現できる。また、自らが所属する専門分野が扱わない外国語を学び、言語の多様なあり方を説明できる。
授業内で提示された英語文献の内容を、授業で解説された内容と関連付けて適切に説明することができる。 授業内で提示された英語文献の内容を、授業で解説された内容と関連付けて説明することができる。 授業内で提示された英語文献の内容を把握し、説明することができる。 授業内で提示された英語文献の内容を説明することができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 担当教員による解説を中心としつつ、随時、英語文献の講読とそれにかかわる話し合いの時間を盛り込む形で進めます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テキスト(紙媒体)およびスライド資料。教科書の購入は求めない。
参考書 : 林佳世子『オスマン帝国500年の平和』講談社、2016年。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オスマン帝国史の論じ方をめぐって
2 歴史学のなかでの位置づけ
3 オスマン帝国史の概略
4 オスマン社会の行為主体たち
5 身分と職業1
6 身分と職業2
7 身分と職業3
8 男女の別と子ども1
9 男女の別と子ども2
10 男女の別と子ども3
11 宗教と民族1
12 宗教と民族2
13 宗教と民族3
14 宗教と民族4
15 総括

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3b
[歴史学コース固有の課題]
U_C-1-4
[外国語運用能力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 60パーセント
授業への貢献度 40パーセント

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)