文学部 人文学科 歴史学コース
イスラム文明学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
イスラム史学演習 XVIB
History of Islamic Civilization (Seminar XVI)B
講義題目  トルコ語史料講読
日本学術振興会特別研究員 永島 育
科目ナンバリングコード: LET-HUM4455J
講義コード:
2024 後期
集中
伊都イーストゾーン 履修登録後、決定 教室
M/J科目 (日本語, トルコ語)
更新情報 : 2024/2/29 (10:39)
授業の概要  本演習では、九州大学図書館に収蔵されている研究書(Doruk Akyüz. 2017. Bir Osmanlı Kurmayının Gözünden Rus-Japon Harbi: Miralay Pertev Bey'in Gözlemleri. İstanbul: Dergâh Yayınları)の159-236ページにトルコ語訳されている、『日露戦争から得られる物質的精神的教訓、並びに日本人勝利の理由』(Rus-Japon Harbinden Alınan Maddî ve Manevî Dersler ve Japonların Esbab-ı Muzafferiyeti)を講読します。
 本史料は、オスマン帝国陸軍の日露戦争観戦武官であったペルテヴ(デミルハン)が自身の経験や考えをまとめて1913年に出版したもので、オスマン帝国末期、そしてトルコ共和国初期における日本観形成に大きな影響を与えた著作です。
 なお本演習では、研究書202ページから始まる「精神的教訓」から読んでいき、時間が十分に残れば「物質的教訓」も読むことにします。また、担当者が遠方に在住しているために授業日程が通常とは異なること、予めお詫び申し上げます。

(This course aims to translate Pertev (Demirhan)'s Halide Edip's book, "Rus-Japon Harbinden Alınan Maddî ve Manevî Dersler ve Japonların Esbab-ı Muzafferiyeti" (Turkish version).)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 講義日程については後日決定しますが、皆さんから日程についてのご要望があればお知らせ頂きたく存じます。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3b [歴史学コース固有の課題]
人文学全般の多様な専門分野の基礎知識を身につけ、人文学固有の思考や方法を説明できる。
U_C-1-4 [外国語運用能力]
外国語の運用能力を高め、自らの考えを表現できる。また、自らが所属する専門分野が扱わない外国語を学び、言語の多様なあり方を説明できる。
トルコ語史料を正確に読解することができる トルコ語史料を読解することができる トルコ語文法を十分に理解する トルコ語文法の基礎を理解する
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テキストは授業の概要で書いたように、九州大学図書館に所蔵されているので、各自コピーをしてください。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 トルコ語史料講読
3 トルコ語史料講読
4 トルコ語史料講読
5 トルコ語史料講読
6 トルコ語史料講読
7 トルコ語史料講読
8 トルコ語史料講読
9 トルコ語史料講読
10 トルコ語史料講読
11 トルコ語史料講読
12 トルコ語史料講読
13 トルコ語史料講読
14 トルコ語史料講読
15 トルコ語史料講読

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3b
[歴史学コース固有の課題]
U_C-1-4
[外国語運用能力]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)