文学部 人文学科 文学コース
国語学・国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 3年生
対象学部等:
国文学演習 III
Japanese Literature (Seminar III)
講義題目  『浮世物語』訳注と自主研究T
教授 川平 敏文
科目ナンバリングコード: LET-HUM3525J
講義コード:
2024 前期
毎週 金曜3限
伊都イーストゾーン 国文演 教室
M/J科目 (日本語, 古典日本語)
更新情報 : 2024/2/28 (17:52)
授業の概要 ※内容
担当者は以下の二つの内容について準備し、発表を行う。

1.『浮世物語』訳注
 浅井了意作の仮名草子『浮世物語』を、注釈を施しながら精読する。
 本書を題材として、注釈の方法を学ぶとともに、研究テーマの発見につなげてもらいたい。

2.個別の研究テーマ
 自ら近世文学・思想にかんするテーマを一つ設定し、先行研究の状況・問題の所在などについて報告する。テーマは上記訳注から発展的に生じたものでもよいし、訳注とはまったく別の内容でもよい。



(This seminar's contents are as follows.
(1)Interpret and note about Japanese early modern literature("Ukiyo Monogatari":a 17th century novel written by Asai RyŌi).
(2)Discussion about Japanese early modern literature and thought.)
キーワード : 浅井了意 仮名草子
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-1 [人文学の広範な知識と理解]
人文学全般の多様な専門分野の基礎知識を身につけ、人文学固有の思考や方法を説明できる。
古典文献を正確に校訂・注釈・解釈できる。 古典文献を正確に校訂・注釈できる。 古典文献を正確に校訂できる。 古典文献を正確に翻字できる。
U_B-3c [文学コース固有の課題]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、それを説明できる。
適切な資料を準備して、明解にプレゼンテーションができる。また、質疑に的確に応えることができる。 適切な資料を準備して、明解にプレゼンテーションができる。 適切な資料を準備できる。 資料の準備ができる。
U_C-1-1 [文献分析力]
それぞれの専門分野の基本文献を正確に解釈、分析することができる。
適切な論証過程を経て、極めて蓋然性の高い結論を導き出せる。 適切な論証過程を経て、蓋然性の高い結論を導き出せる。 適切な論証過程を経て、結論を導き出している。 印象批評的な結論を導き出している。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 特定の課題等に対する自身の意見や考えを取りまとめ,複数の学生の前で発表,質疑応答をする形式の授業です。前期はオンラインにて実施します。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 『浮世物語』(新編日本古典文学全集 64『仮名草子集』〉
参考書 : 授業のなかで指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
 『浮世物語』の概要、演習の方法など
2 『浮世物語』論
3 『浮世物語』訳注と自主研究
以下同じ
発表

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-1
[人文学の広範な知識と理解]
U_B-3c
[文学コース固有の課題]
U_C-1-1
[文献分析力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 30%
レポート 50%
授業への貢献度 20%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : プレゼンテーションをしない場合は、レポートの比率が80%となる。
学習相談 学習相談 : 随時(メールあるいは直接に日時を予約)

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)