文学部 人文学科 文学コース
国語学・国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生
対象学部等: 専攻学生に限る
国語学・国文学基礎演習 I
Japanese Language and Literature (Seminar) I
講義題目  日本語学・日本文学研究入門
教授
准教授
川平 敏文
岡田 貴憲
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2024 前期
毎週 金曜5限
伊都イーストゾーン 国文演 教室
M/J科目 (日本語, 古典日本語)
更新情報 : 2024/2/28 (18:53)
授業の概要 前半【中古文学(岡田)】:『和泉式部日記』を読む
平安時代日記文学の一つとして知られる『和泉式部日記』を題材に、作品内容の注釈を行い、中古文学研究の基礎的方法を習得します。
後半【近世文学(川平)】:『猿蓑』を読む
俳諧の『古今集』と呼ばれる本集の発句を注釈する作業を通じて、近世文学の魅力を知るとともに、研究方法の基礎について学習します。

(This class will offer students a chance to work on their base of Japanese literature and linguistics.)
キーワード : 方法論
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 ●授業日程は以下の通りです。
中古文学:4/12,4/19,4/26,5/10,5/17,5/24,5/31
近世文学:6/7, 6/14,6/21,6/28,7/5,7/12,7/19,7/26(予備日)
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-1 [人文学の広範な知識と理解]
人文学全般の多様な専門分野の基礎知識を身につけ、人文学固有の思考や方法を説明できる。
日本語・日本文学と,それをとりまく文化・歴史に関する知識に基づき,自ら問題を見出し,創造的・批判的に吟味・検討することができる。
U_B-3c [文学コース固有の課題]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、それを説明できる。
日本語学・日本文学分野の基本文献を精確に解釈,分析することができる。
U_C-1-1 [文献分析力]
それぞれの専門分野の基本文献を正確に解釈、分析することができる。
日本語学・日本文学分野に固有の問題設定や研究手法を,正しく身に付けることができる。
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 特定の課題等について事前に十分に調査・考察し,まとめたものを複数の学生の前で発表,質疑応答をする形式の授業です。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テキスト:【中古文学】近藤みゆき校注『角川ソフィア文庫 和泉式部日記』(KADOKAWA、2003年)→ネット書店で入手(電子書籍可)。
【近世文学】授業中に資料を配布する。
参考書 : 授業中に指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 中古文学ガイダンス
2 中古文学の演習発表 演習
3 近世文学ガイダンス
4 近世文学の演習発表 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-1
[人文学の広範な知識と理解]
U_B-3c
[文学コース固有の課題]
U_C-1-1
[文献分析力]
U_C-1-2
[研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 40%
プレゼンテーション 60%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時相談に応じます。事前にメールで予約をとってください。

授業以外での学習に当たって : 授業時には限られた時間内で要領よく発表できるよう,事前に十分に準備してください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)