文学部 人文学科 文学コース
中国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
中国語学講義 III
Chinese Language (Lecture III)
講義題目  中国口語文の変遷:現代〜近世
非常勤講師 岩崎 華奈子
科目ナンバリングコード: LET-HUM2533J
講義コード:
2024 前期
毎週 金曜2限
伊都イーストゾーン B103(30) 教室
M/J科目 (日本語, 中国語)
更新情報 : 2024/3/28 (15:27)
授業の概要 中国の六朝〜現代の口語文(白話)で書かれた文献を読み、その歴史的変遷と特徴を理解する。
現代から過去に遡る方式で、様々なジャンル(小説、戯曲、語録、史書など)の文章を少しずつ読み進めていく。
前期は当代から近世までを扱う予定である。

(Read literature written in colloquial Chinese (白話) from the Six Dynasties to the present day. Understand its historical development and characteristics.
The course will cover literature of various genres, including novels, plays, history books, and more, in a retrospective manner from the present to the past.
During the first semester, the course will focus on literature from the modern period to the early modern period.)
キーワード :
履修条件 : 中国語の初級レベル(ピンインの読み方、初級文法の読み書き、辞書の引き方)を学習済みであること。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 コースID:24055114
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(中国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3c [文学コース固有の課題]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、それを説明できる。
課題文に関連する他の文献を参照し、補足を加えて他者に解説することが出来る。 課題文の内容を十分に理解し、自らの言葉で他者に解説することが出来る。 課題文の内容をおおむね理解し、自らの言葉で他者に解説することが出来る。 課題の内容を理解できず、自らの言葉で他者に解説することが出来ない。
U_C-1-1 [文献分析力]
それぞれの専門分野の基本文献を正確に解釈、分析することができる。
出典文献について解説文以外の資料も参照し、その中国語学史的意義を他者に説明することが出来る。 出典文献についての解説文を踏まえて課題文の口語的特徴を理解し、他者に説明することが出来る。 出典文献についての解説文を適切に要約し、他者にわかりやすく説明することが出来る。 出典文献についての解説文を理解していない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 課題文の音読・翻訳、出典文献の解説を基本とし、教員と受講生の対話を通じて理解を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 太田辰夫『新訂中国歴代口語文』、朋友書店、2024年(新訂第四版。初版は1998年)
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 1 離婚 演習 課題文の音読、翻訳、解説文による出典文献の理解(以下同)
3 同上 演習
4 2 児女英雄伝 演習
5 同上 演習
6 3 品花宝鑑 演習
7 同上 演習
8 4 紅楼夢 演習
9 同上 演習
10 5 金瓶梅詞話 演習
11 同上 演習
12 6 老乞大 演習
13 同上 演習
14 7 孝経直解 演習
15 同上 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3c
[文学コース固有の課題]
U_C-1-1
[文献分析力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 本文・演習問題の担当箇所(50%)
授業への貢献度 授業中の質問・意見等(50%)

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 質問・連絡・相談等はMoodleのメッセージ機能、またはメールで受け付けます(メールアドレスはガイダンス時にお知らせします)。

授業以外での学習に当たって : 本文の予習(音読の練習、翻訳)をしっかり行ってください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)