文学部 人文学科 人間科学コース

コース共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
心理学概論
Introduction to Psychology
講義題目  こころの科学としての心理学
准教授 山本 健太郎
科目ナンバリングコード: LET-HUM2703J
講義コード:
2024 前期
毎週 月曜2限
伊都イーストゾーン E110(100) 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/1/25 (10:05)
授業の概要 人間の心は「知・情・意」と密接に結びついているといわれ、人間の多面的理解に貢献してきた。人間の発達や性格、社会的行動、認知、学習に関する基礎的知識の習得を目指す。それぞれの領域における重要な事項を選択し、日常的なテーマなども取り入れながら、心理学全般にわたる基本概念を学ぶ。

(This course is designed for students to provide a basic understanding about human behavior, mental process and culture. The learning objectives of this course are as follows, first, to expand understanding of human mind and cultural diversity by covering a wide range of topics and common interests, second, to put new knowledge about human behavior to practical use in the student’s own life. )
キーワード : 学習,知覚,認知,発達,社会
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 授業ではMoodleを利用します。受講方法についてもMoodleで情報を掲示しますので,受講希望者は授業開始前にMoodleでコース受講登録を行って下さい。
状況により,授業の実施方法が変更になる可能性があります。
他の学部からの受講も可能です(受講可否の確認を取る必要はありません)。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(公民)
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
概論で取り扱う基礎概念をもとに、人間の行動や心理的特性を具体的に説明し、人間と社会との関わりや外界の捉え方について説明できる 概論で取り扱う基礎概念を十分に理解し、自らの成長や体験を基礎概念を通して説明できる それぞれの領域の基礎概念を具体的例や体験をもとに説明できる それぞれの領域の基礎概念となる用語を理解している
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて,関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 鹿取廣人・杉本敏夫・鳥居修晃 (2015). 心理学(第5版)東京大学出版会,他
授業資料 : Moodleを通じて配付予定

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション
2 心理学の視点と歴史
3 学習・記憶I(行動と学習)
4 学習・記憶II(記憶の仕組み)
5 感覚・知覚I(色の知覚)
6 感覚・知覚U(形の知覚)
7 認知・言語T(注意の機能)
8 認知・言語U(言語獲得と理解)
9 思考・判断I(思考と問題解決)
10 思考・判断II(意思決定)
11 発達T(認知発達)
12 発達U(社会的発達)
13 個人・社会T(性格)
14 個人・社会U(社会的認知)
15 総括

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 70%
小テスト 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 毎回の授業内で確認課題をMoodleを通じて行う予定です
学習相談 学習相談 : 授業後もしくはメールで応じる。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)