文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
教授心理学講義 II
Psychology of Teaching & Instruction II
講義題目  教授心理学の概説
准教授 伊藤 崇達
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2024 前期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/4/4 (12:45)
授業の概要 この講義では,教育心理学の基本的な考え方と原理について学ぶ。とりわけ,教授プロセスと方法に焦点をあてて進めていく。
より専門の見地から,教授にかかわる理論と実践の関係性について理解を得るために必要な知識や技能を身につけることをめざす。

( This course deals with the basic concepts and principles of educational psychology, focusing on the instruction process and method.
Students will acquire the necessary knowledge and skills in order to understand the relationships between theory and practice of instruction.)
キーワード : 教育心理学研究 教授 学習 教育 理論 実践
履修条件 : 心理学に関する基礎的な知識や理解が必要である。 心理学入門の履修を終えていること。 自らの教えることと学ぶことの経験について,省察し直す力が求められる。
履修に必要な知識・能力 : 自らの教えることと学ぶことの経験について,省察し直す力が求められる。
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3d [人間科学コース固有の課題]
「人間」・「社会」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、学生自ら設定したテーマで論文を作成できる。
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 教科書は「モチべーションの心理学」 鹿毛雅治(著) 2022年 中公新書
参考書 : 授業中に適宜紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション この授業の概要について 資料の復習と実践への省察
2 教授心理学とは 教育心理学と教授領域について 資料の復習と実践への省察
3 研究の系譜1 国内の研究の系譜について 資料の復習と実践への省察
4 研究の系譜2 国外の研究の系譜について 資料の復習と実践への省察
5 研究が果たす意義 社会にどのような貢献するか 資料の復習と実践への省察
6 研究が果たす意義 実践との関係についてどのように考えるか 資料の復習と実践への省察
7 研究動向1 教授のプロセスにおける研究動向 資料の復習と実践への省察
8 研究動向2 学習のプロセスにおける研究動向 資料の復習と実践への省察
9 方法論1 教授過程を明らかにするアプロ―チ1 資料の復習と実践への省察
10 方法論2 教授過程を明らかにするアプロ―チ2 資料の復習と実践への省察
11 評価とアセスメント 教育の評価に関する心理 資料の復習と実践への省察
12 学習ニーズと教育 ニーズをどのように捉え,教育を進めるか 資料の復習と実践への省察
13 実践と研究 実践研究と教育心理学 資料の復習と実践への省察
14 実践と研究の展開 実践研究と現場との関係 資料の復習と実践への省察
15 まとめと今後に向けて 総合考察と研究上の課題について 資料の復習と実践への省察

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3d
[人間科学コース固有の課題]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
レポート
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : Moodleに連絡先を知らせます。必要に応じて行います。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)