文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
比較発達心理学講義 II (発達心理学)
Comparative-Developmental Psychology II
講義題目  生物学としての発達心理学
教授 橋彌 和秀
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2024 前期
毎週 火曜3限
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/4/9 (09:26)
授業の概要 この授業では、日常のコミュニケーションやそれを可能にするこころというメカニズム、また、それらによって成り立っている社会や文化を俯瞰し、日常の行為や思考の発達的起源について検討を行う。特に、生物としてのヒトの身体に基盤を持つものとしてのこころの側面を、進化生物学的な背景に目を配りつつ実証的な立場から議論することとしたい。
■オンデマンドの講義形態とする。受講者は、配信されるプレゼンテーションファイル(pdf形式)と音声ファイル(mp3形式)を視聴し、毎回小レポート(コメント)を提出する形式をとる。
■質問等については、希望者はアポイントメントの上、対面または指定されたZoom上のURLで面談する。

(Students who take this course will get lectured basic principles and methods
of developmental psychology as natural science, as well as current topics in this area.
This course will lead you to reconsider systems of mind that underlie your daily
experiences, communication, and lives in society, from natural scientific
perspectives. )
キーワード : 行動、認知、発達、進化、コミュニケーション、こころの哲学
履修条件 : 標記講義テーマについての知的な興味 自然科学全般に対する一定の理解と興味、探究心。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3d [人間科学コース固有の課題]
「人間」・「社会」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、学生自ら設定したテーマで論文を作成できる。
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : マイケル・トマセロ 橋彌和秀(訳) 思考の自然誌 勁草書房
マイケル・トマセロ 橋彌和秀(訳) ヒトはなぜ協力するのか 勁草書房
安藤寿康編 教育の起源を探る ちとせプレス


木村大治(編)動物と出会う  I: 出会いの相互行為 ナカニシヤ出版
木村大治(編)動物と出会う  II: 動物と出会う     ナカニシヤ出版
必要に応じて適宜指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 備考を参照 備考を参照
2 備考を参照 備考を参照
3 備考を参照 備考を参照

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3d
[人間科学コース固有の課題]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 90%
授業への貢献度 10%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : メールによりアポイントを取った上で,オフィスアワーの時間にて学習相談を受けることができる。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)