文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
発達心理学講義 II (発達心理学)

講義題目  発達心理学講義II(発達心理学)
准教授 實藤 和佳子
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2024 前期
毎週 木曜4限
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/4/9 (09:35)
授業の概要 乳幼児期を中心に、発達心理学に関わるトピックについて概説します。主に、乳幼児は他者とどのようにコミュニケーションをとり、どのような関係性を築いていくのか、自己や他者をどう理解しているのかについて取り上げます。

(This class will review the main topics of developmental psychology especially during infancy and early childhood. How infants and young children communicate with others and how they understand others and themselves will be focused on.)
キーワード : 乳幼児、コミュニケーション、アタッチメント、自己、他者、感情、自閉症スペクトラム
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 【重要】
本講義は遠隔(オンデマンド)で開講予定です。
授業に関する連絡はMoodleを通しておこないます。受講を希望する学生は、Moodleの本科目のコースに登録してください。

<実務経験の内容>

<実務経験が授業にどういかされるか>
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3d [人間科学コース固有の課題]
「人間」・「社会」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、学生自ら設定したテーマで論文を作成できる。
乳幼児期の発達について的確に説明できる。 乳幼児期の発達の概要を説明できる。 乳幼児期の発達の基本的な事柄について説明できる。 乳幼児期の発達の基本的な用語の名称を知っている。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 遠隔授業の形で実施する
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テキストは使用しません。
講義では、主にスライド(図表、VTR映像を含む)を利用しながら進めていきます。
参考書 : 授業中に適宜紹介します。
授業資料 : スライド資料
映像・音声資料(字幕なし)

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション 授業の内容や進め方に関して説明します。 Moodle登録・資料等の確認
2 赤ちゃんがもつ“ちから” 赤ちゃんという存在について考えます。 配布資料確認・小レポート提出
3 赤ちゃんと成人とのやり取り(1) 赤ちゃんと成人とのやり取りの特徴について考えます。 配布資料確認・小レポート提出
4 赤ちゃんと成人とのやり取り(2) 赤ちゃんに対する成人の関わりの特徴について考えます。 配布資料確認・小レポート提出
5 赤ちゃんと成人とのやり取り(3) 赤ちゃんに対する成人の関わりの特徴について考えます。 配布資料確認・小レポート提出
6 親子の絆 親と子の絆に関する研究の歴史を紹介します。 配布資料確認・小レポート提出
7 アタッチメント(1) アタッチメントとはどのようなものかについて概説します。 配布資料確認・小レポート提出
8 アタッチメント(2) アタッチメントの在り方について概説します。 配布資料確認・小レポート提出
9 様々な関係性の発達 子ども―様々な他者との関係性の発達について考えます。 配布資料確認・小レポート提出
10 赤ちゃんの自己理解 赤ちゃんが自分自身をどう理解しているのかについて取り上げます。 配布資料確認・小レポート提出
11 自己理解と他者理解とのつながり 自己理解と他者理解とのつながりについて考えます。 配布資料確認・小レポート提出
12 感情の発達 感情の発達について概説します。 配布資料確認・小レポート提出
13 自閉症スペクトラムとは 自閉症スペクトラムの基礎知識について概説します。 配布資料確認・小レポート提出
14 自閉症スペクトラムの発達 自閉症スペクトラムを持つ子どもの発達について考えます。 配布資料確認・小レポート提出
15 まとめ 今期の講義のまとめをおこないます。 最終レポート提出

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3d
[人間科学コース固有の課題]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 最終レポートを課します。
小テスト 毎回の講義後に提出します。小レポートのテーマについては各講義内で言及します。
出席 オリエンテーションを除く各回の講義では、小レポートを課します。小レポートの提出をもって、その回の出席とみなします。5回以上の小レポート未提出(欠席)、あるいは、最終レポート未提出のいずれか/両方に当てはまる場合には自動的に単位を認定しません。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時受けます。事前にメールでアポイントを取るようにお願いします。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)