文学部 人文学科

学芸員科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
博物館概論
Museum Studies
講義題目  博物館概論
総合研究博物館 教授
大学文書館 准教授
伊藤 泰弘
赤司 友徳
科目ナンバリングコード: LET-HUM2061J
講義コード:
2024 後期
集中
伊都イーストゾーン 別途、掲示 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2024/4/22 (17:13)
授業の概要 博物館の歴史を顧みて博物館の役割や意義を整理し、特に問題点があればそれを取り上げ、「博物館とは何か?」、「博物館および学芸員はどうあるべきか?」を模索する。なお本講義は、単に「学芸員資格」の取得のために開講されるものではない点に注意すること。

(This course chooses several aspects on Museology, and discusses about them respectively.)
キーワード : 博物館、大学博物館、学芸員、標本・資料
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 : 学芸員
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
博物館の歴史をふまえ、その存在意義や今後の課題・展望を正しく理解する。同時に、自らの視点で従来の問題点を批判できる。
博物館の歴史をふまえ、その存在意義や今後の課題・展望を正しく理解
する。同時に、自らの視点で従来の問題点を批判できる。
博物館の歴史を踏まえ、博物館の目指している方向や展望を正しく理解する。同時に、批判的な視野から問題を捉えることができる。 博物館の歴史および現状に関する講義の流れや要点は理解できる。不十分ではあるが、批判的な視点を持つ。 講義の内容を理解できない。また、批判的な視点を持っていない。
U_C-2-1 [知識・理解の深化と統合]
博物館の目指している方向や展望を正しく理解する。同時に、批判的な視野から問題を捉えることができる。
すべての講義に積極的に参加する。不明な点があれば必ず質問し、自分の意見や疑問を述べるなど、きわめて活発な質疑能力を持つ。 ほとんどすべての講義に積極的に参加する。不明な点があれば必ず質問するなど、活発な質疑能力を持つ。 ほとんどすべての講義に参加する。時おり、本質に関する質問を行う程度の質疑能力を持つ。 講義に消極的にしか参加しない。また、内容に関して一切質問できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 板書、パワーポイント
参考書 : なし
授業資料 : 必要に応じてプリント配布

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 「博物館の歴史と変遷」、国内外の博物館の歴史。90分講義×2回
2 「博物館法」、博物館の法的根拠。90分講義×2回
3 「博物館法施行規則・その他の規則」、博物館法施行規則の実際。90分講義×2回
4 「博物館の機能」、博物館の機能。研究・組織・標本の収集/保存・公開。90分講義×4回
5 「学芸員の役割と現状」、おもに自然史系を例とする学芸員の役割と現状。90分講義×2回
6 「大学博物館の役割と国際命名規約」、研究博物館の基本的役割。90分講義×1回
7 「博物館の現状と課題」、博物館の問題点と課題。90分講義×2回

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-1
[主体的な学び]
U_C-2-1
[知識・理解の深化と統合]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : オフィスアワーは特に定めませんが、講義時間外に直接話をしたい場合には研究室を訪ねてください。
箱崎サテライト・旧工学部本館3階320号室
ito★museum.kyushu-u.ac.jp(★はアットマーク)

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)