文学部 人文学科

人文学科共通科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
ジャーナリズム論 I
Lectures on Journalism I
講義題目  新聞の役割と機能
朝日新聞西部本社統括センター長 岩渕 邦夫
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2024 後期
毎週 木曜3限
伊都イーストゾーン B112 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2024/2/22 (10:15)
授業の概要 インターネット・SNSといったコミュニケーションツールの発達で情報が氾濫する世の中。新聞を中心とする伝統的なジャーナリズムは、いまどういった状況にあるのか。AI(人工知能)の急速な普及は報道に関わるメディアにどんな影響を与えているのか。様々な部署で取材・執筆を重ねてきた朝日新聞の記者が、それぞれの視点でジャーナリズムの役割と機能、マスコミのあり方について、最新の動きを交えて解説する。
デジタルや放送での報道と情報の伝え方も示すことで、それぞれのメディアの特徴を浮き彫りにしていく。
授業を通じて、日々のニュースを読み解いていく文法を習得する。

(The world is flooded with information due to the development of communication tools such as the Internet and SNS. What is the current state of traditional journalism, centered on newspapers? What kind of impact is the rapid spread of AI (artificial intelligence) having on the media involved in reporting? Asahi Shimbun reporters who have reported and written in various departments will explain the role and function of journalism and the state of the mass media from their respective perspectives, including the latest developments.
By showing how to report and convey information through digital and broadcasting, we will highlight the characteristics of each media.
Through classes, students will learn the grammar needed to read and understand daily news.)
キーワード : ジャーナリズム
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 前年度の「ジャーナリズム論U」と内容が一部重複する可能性があります。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
社会と学問の関わりについて、専門分野の学習を通して理解を深め、考える能力を身につける。
「ジャーナリズム」という言葉の意味を踏まえたうえで、新聞のニュースや解説に使われている言葉の選択を見極め、妥当性の評価を下せる 新聞のニュースや解説に使われている言葉の選択を見極め、理解できる 新聞のニュース解説が理解できる 新聞のニュース内容が理解できる
U_B-1 [人文学の広範な知識と理解]
現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。
世界の諸問題について正確な知識を持ち、事態の推移を把握しながら、それぞれの立場を踏まえて改善策を考えることができる 世界の諸問題について正確な知識を持ち、事態の推移を把握しながら自分なりの改善策を考えることができる 世界の諸問題について、基本的知識に基づいて事態の推移を把握している 世界の諸問題について、基本的な知識を持っている
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深める。
様々な立場の意見を知識に基づいた客観的な視点で分析し、社会全体の視座の中に位置づけ、なおかつ自分の意見を持つことができる 様々な立場の意見を知識に基づいた客観的な視点で分析し、意見を持つことができる 様々なメディアで語られている意見を自分に投影し、意見を持つことができる 様々なメディアで語られている意見を知っている
U_C-2-1 [知識・理解の深化と統合]
専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身につけようとする意欲を持ち、知識を有機的に総合することができる。
社会的に話題になっている事象について、普遍性や歴史的な視点で考察し、社会の教訓として知見を深めることができる 社会的に話題になっている事象について複数の視点で考察し、知識として身につけることができる 社会的に話題になっている事象に興味を持ち、常に自分の立場にと投影して考える 社会的に話題になっている事象はひととおり知っている
U_C-2-2 [独創性]
人文学の視点から人類や世界、地域社会への貢献を考える志向を持ち、課題を解決するための具体策を提示することができる。
様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持ち、弱者(生活者)の視点に立ちながら社会構造の問題点を認識し、改善策を意識しながら行動するモチベーションを持つ 様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持ち、常に弱者(生活者)の視点に立って行動するモチベーションを持てる 様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持ち、自分に何ができるか考える 様々なニュースについてジャーナリズム的な視点を持てる
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。各回、必要に応じてパワーポイントなどを使います。
参考書 : 朝日新聞、他の新聞。
授業資料 : 必要に応じて配布する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 (10月3日)
2 (10月10日)
3 (10月17日)
4 (10月24日)
5 (10月31日)
6 (11月7日)
7 (11月14日)
8 (11月21日)
9 (12月5日)
10 (12月12日)
11 (12月19日)
12 (2025年1月9日)
13 (1月16日)
14 (1月23日)
15 (1月30日)

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-1
[主体的な学び]
U_B-1
[人文学の広範な知識と理解]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-2-1
[知識・理解の深化と統合]
U_C-2-2
[独創性]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 期末レポート70%、授業ごとの課題提出30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 全15回中、6回以上欠席した場合、期末レポートの評価対象としません。公欠、準公欠は欠席には含めません。各回の講義の最後に出す課題の提出をもって、出席と判断します。
学習相談 学習相談 : 随時、岩渕まで相談してください。

授業以外での学習に当たって : 義務ではありませんが、できるだけ朝日新聞やテレビ(九州朝日放送)、ネット(朝日新聞デジタル)などで、日々のニュースに接する

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)