文学部 人文学科 哲学コース
哲学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
哲学史演習 II
History of Philosophy (Seminar II)
講義題目  フランス哲学演習
本務なし(人文科学研究院専門研究員) 山下 通
科目ナンバリングコード: LET-HUM3155J
講義コード: 17054801
2017 後期
毎週 木曜4限
箱崎 303 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/2/28 (09:49)
授業の概要 この授業では、現代フランス哲学に関するテクストを全員で購読します。その際、担当教官の専門分野であるM・メルロ=ポンティ(1908−1961)の著作だけでなく、ベルクソン、G・ドゥルーズ、M・フーコー、J.ランシエールなどメルロ=ポンティ以外のフランスの哲学者についてもなるべく多く参照したいと思います。身体性、存在と認識、芸術など様々なテーマに触れていきたいと思いますが、テーマについては適宜、参加者の意見も取り上げながら授業を進めていきたいと思います。
勿論、メルロ=ポンティやフランス哲学そして哲学という学問領域それ自体について詳しく知らないという参加者も歓迎します。哲学史的な文脈についても適宜授業中に解説を行い、予備知識の少ない参加者にとっても有意義な授業となるように担当教官である私も努力していきたいと考えています。

(In this seminar, we will read some important texts in modern french philosophy(ex.Merleau-ponty,H.Bergson,G.deleuze,M.Faucoult...).keyword : modern french philosophy, phenomenology, art)
キーワード : 芸術、身体性、存在と認識、フランス哲学、現象学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-a [古典の読解]
長い文化的伝統のなかで人類が生み出してきた知的所産である「古典」を、厳密に読解する能力を身に付けることができる。
専門分野における古典的文献を、それが置かれた文脈の中で正確に解釈、分析することができる。 専門分野における古典的文献を、正確に解釈、分析することができる。 専門分野における古典的文献をほぼ正しく理解できる 専門分野における古典的文献の理解が困難である。
B_B1-f [批判的討論]
批判的な討論を通して、自らの意見をより客観的視点から組み立てる姿勢を養うことができる。
文献に対して批判的分析を組み立てるとともに、他の受講者と討論できる。 文献が提示する論点について批判的に吟味できる。 文献が提示する論点についてほぼ理解できる 文献が提示する論点にすることが困難である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 : 適宜指定する。
授業資料 : 適宜指定する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション 演習
2 文献購読(1) 演習
3 文献購読(2) 演習
4 文献購読(3) 演習
5 文献購読(4) 演習
6 これまでの議論の整理 演習
7 文献購読(5) 演習
8 文献購読(6) 演習
9 文献購読(7) 演習
10 文献購読(8) 演習
11 これまでの議論の整理 演習
12 文献購読(9) 演習
13 文献購読(10) 演習
14 文献購読(11) 演習
15 文献購読(12) 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-a
[古典の読解]
B_B1-f
[批判的討論]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度
プレゼンテーション
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)