文学部 人文学科 哲学コース
インド哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
仏教学演習 IV
Buddhist Studies (Seminar IV)
講義題目  仏教文献講読:『ラトナーヴァリー』を読む
本務なし 江田 昭道
科目ナンバリングコード: LET-HUM3226J
講義コード: 17051600
2017 後期
毎週 火曜2限
箱崎 印哲研 教室
M/J科目 (日本語, サンスクリット)
更新情報 : 2017/2/27 (01:43)
授業の概要 ナーガールジュナ(龍樹)が王にあてて書いたとされる『ラトナーヴァリー』(Ratnāvalī)を講読する。授業は、各回毎に担当する学生を定め、その発表にもとづいて進めていく。他のさまざまな文献などとの関係にも触れながら、サンスクリットテキストを読み進めていきたい。

(This seminar course introduces a Madhyamaka literature, Ratnāvalī attributed to a second-century Buddhist author, Nāgārjuna. The knowledge of Sanskrit grammar is required of all students.)
キーワード :
履修条件 : サンスクリット語初級を終えていること
履修に必要な知識・能力 : サンスクリット語初級程度の知識
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-c [言葉の理解]
用いられている言葉の意味、文法事項などを把握する
単語の意味、文法事項、構文を正確に理解できている。 内容理解に資する文法事項等を十分に理解している。 内容理解に資する文法事項等を最低限調べている。 文法事項の把握にさらなる努力が必要である。
B_B1-a [古典の読解]
「古典」を、厳密に読解する
思想史的な背景を踏まえ、著者の意図を正確に把握している。 文章の意味を十分に把握している。 文章の表面的な意味を最低限捉えている。 文章の表面的な意味を捉えるのに更なる努力が必要。
B_B1-d [専門的研究手法]
工具の使用などを含む、文献学に関する研究手法を身に付ける
文献を読解する上で必要な工具類を、研究手法の知識とともに使いこなせている。 文献を読解する上で必要な工具類を十分に使いこなせている。 文献を読解する上でどのような工具が存在しているかを知っている。 文献を読解する上で必要な工具についての知識が十分でない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : Michael Hahn, " Nāgārjuna's Ratnāvalī Vol. 1", Bonn, 1982.
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション
2 テキストを読む 輪読
3 テキストを読む 輪読
4 テキストを読む 輪読
5 テキストを読む 輪読
6 テキストを読む 輪読

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-c
[言葉の理解]
B_B1-a
[古典の読解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)