文学部 人文学科 歴史学コース
考古学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
考古学講義 VI
Archaeology (Lecture VI)
講義題目  5・6世紀の東アジアと「倭国」
准教授 辻田 淳一郎
科目ナンバリングコード: LET-HUM2422J
講義コード: 17054603
2017 後期
毎週 木曜2限
箱崎 204 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/13 (05:37)
授業の概要 日本考古学において,古墳時代研究は,後の律令国家の形成を考える上で重要な位置を占める研究領域である。本講義では,いわゆる「倭の五王の時代」にあたる5世紀代の古墳時代中期と,6世紀代の後期を中心として,考古学的な観点から検討を行う。その上で,日本史上あるいは東アジア史上においてこの時代が持つ意義について考える。

(This course provides an in-depth examination of Japanese proto-history during the 5th to 6th centuries AD [from Middle Kofun Period, 'Era of the five Kings of Wa' to Late Kofun Period]. This course will focus on the state formation process in Japanese archipelago archaeologically from the East Asian Perspective.)
キーワード : 考古学,倭の五王の時代,古墳時代
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-d [資料の理解]
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。
研究対象の資料の特質を十分に理解した上で自身の見解を持つことができる。 研究対象の資料の特質を十分に理解して説明することができる。 研究対象の資料の特質を理解して説明することができる。 研究対象の資料の特質を理解・説明することができない。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
専門分野としての研究手法を十分に理解した上で自身の見解を持つことができる。 専門分野としての研究手法を十分に理解して説明することができる。 専門分野としての研究手法を理解して説明することができる。 専門分野としての研究手法を理解・説明することができない。
B_B1-g [論理的思考能力]
文献などの収集能力およびフィールドや実験などの研究能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力を、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へ活用できる。
資料と方法を十分に理解した上で,授業の内容について論理的に思考し,自分の観点を相対化しながら説明することができる。 資料と方法を十分に理解した上で,授業の内容について論理的に思考し,説明することができる。 資料と方法を十分に理解した上で,授業の内容を説明することができる。 資料と方法を十分に理解した上で,授業の内容を説明することができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 : 授業中に資料を配付する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 導入:古墳時代の考古学
2 倭の五王の時代の考古学
3 5世紀末〜6世紀前半の東アジアと列島社会
4 まとめ:5・6世紀の東アジアと「倭国」

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-d
[資料の理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-g
[論理的思考能力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 80%
出席 20%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 学期末の筆記試験については,自筆ノートと配布資料のみ持ち込み可。
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : 可能なかぎり随時相談に応じる。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)