文学部 人文学科 歴史学コース
考古学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
考古学講義 IX
Archaeology (Lecture IX)
講義題目  日本における都市の発生と展開
総合研究博物館 教授 岩永 省三
科目ナンバリングコード: LET-HUM3417J
講義コード: 1705231
2017 前期
毎週 火曜4限
箱崎 104 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/15 (11:55)
授業の概要 国家形成論からみた都市成立論、日本の弥生時代から古代における都市の発生と展開を論じる。特に古代都市については、都城・国衙・郡衙について、研究史とその研究の到達点、各遺跡・遺構の詳細、各遺跡の歴史的評価を詳述する。

(•This lecture course focuses on ancient sities in Japan and provides an in-depth examination of city formation process.)
キーワード : 国家形成、都市、都城、国衙、郡衙
履修条件 : 特になし。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
歴史考古学の方法について初歩的理解を深める。
歴史考古学の方法について深い理解に達した。 歴史考古学の方法について相当の理解に達した。 歴史考古学の方法について一定の理解に達した。 歴史考古学の方法について理解が不十分。
B_B1-e [専門資料の分析]
古代の都市遺跡の調査法について初歩的理解を深める。
古代の都市遺跡の調査法について深い理解に達した。 古代の都市遺跡の調査法について相当の理解に達した。 古代の都市遺跡の調査法について一定の理解に達した。 古代の都市遺跡の調査法について理解が不十分。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特に用いない。
参考書 : 授業中に適宜指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 第1回 ガイダンス 本講義の目的
2 第2回 国家形成の理論
3 第3回 都市の定義と都市発生の理論
4 第4回 縄文・弥生・古墳都市論の問題
5 第5回 6〜7世紀の社会変動
6 第6回 小墾田宮・前期難波宮・飛鳥浄御原宮
7 第7回 藤原宮・藤原京
8 第8回 郡衙・国衙の成立
9 第9回 奈良時代前半の平城宮・平城京
10 第10回 後期難波宮・恭仁宮・紫香楽宮
11 第11回 奈良時代後半の平城宮・平城京
12 第12回 長岡宮・長岡京
13 第13回 平安時代前半の平安宮・平安京
14 第14回 平安時代後半の平安宮・平安京
15 第15回 中世・近世都市論への展望

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-e
[専門資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 博物館への訪問歓迎。

授業以外での学習に当たって : 授業中に紹介した遺跡を実際に踏査し、観察・状況調査してほしい。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)