文学部 人文学科 歴史学コース
考古学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
考古学講義 XVI
Archaeology (Lecture XVI)
講義題目  「歴史考古学」の諸問題 ―日本古代を中心に―
大阪大学大学院文学研究科 教授 高橋 照彦
科目ナンバリングコード: LET-HUM4416J
講義コード:
2017 後期
集中
箱崎 共同演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/2/26 (08:56)
授業の概要 「歴史考古学」は、考古資料だけでなく、文献史料・美術資料などと分類されるような諸資料を総合しながら、当時の歴史を掘り起こす点に、その特徴がある。この講義では、具体的な歴史考古学に関する興味深い事例に焦点を当てていくことにする。

(Historical archaeology is characterized by the utilization of not only archaeological materials, but also historical documents and works of art. This class will focus on examples of this vibrant area of study in action. )
キーワード : 古墳時代 飛鳥時代 奈良時代 平安時代
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
歴史考古学の基本的な研究手法をよく理解し、実践的に用いることもできている。 歴史考古学の基本的な研究手法を理解し、その手法も身につけようと努力してている。 歴史考古学の基本的な研究手法は概ね理解しているが、その実践的な手法を取り入れきれていない。 歴史考古学の基本的な研究手法を十分に理解していない。
B_A-d [資料の理解]
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。
歴史考古学の分析事例を批判的に検討し、研究現状を深める分析にまで達している。 歴史考古学の分析事例を十分に理解したうえで、自分の考えをまとめている。 歴史考古学の基礎知識は理解しているが、具体的な分析事例に関しては十分には理解ができていない。 歴史考古学の基礎知識が不足しており、テーマに沿ったレポートの形式を整えていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特にないが、資料を授業中に配布する。
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 日本古代の遺跡(古墳や古代寺院)をめぐる歴史考古学的研究
2 日本古代の出土遺物(土器や銭貨)をめぐる歴史考古学的研究
3 日本古代の伝世遺品(正倉院宝物)をめぐる歴史考古学的研究

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_A-d
[資料の理解]
備考(欠格条件、割合等)
小テスト 20%
レポート 80%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 小テストには、授業時に行う質問カードへの記入内容も評価に加える。
学習相談 学習相談 : 休憩時間や授業後などに質問をしてほしい。

授業以外での学習に当たって : 複数の論文や研究書を読み比べるようにしてほしい。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)