文学部 人文学科 歴史学コース
西洋史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年: 2年生、3年生、4年生
対象学部等:
ヨーロッパ史学演習 XIV
European History (Seminar XIV)
講義題目  中世イングランドの法史料:マグナ・カルタ
佐賀大学教育学部 教授 都築 彰
科目ナンバリングコード: LET-HUM4442J
講義コード: 17052000
2017 前期
毎週 火曜2限
箱崎 演習室 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2017/2/23 (09:50)
授業の概要  歴史研究において最も重要な史料は、数百年から千年以上前に作られ、修正を受け、今日にまで残っている。こうしたプロセスを知ることは、史料を扱う上で重要である。
 この演習では、中世ヨーロッパで最も有名な史料の一つであるマグナ・カルタについて学習し、理解を深めていく。

( The historical documents in Medieval Europe were produced more than hundred years ago, sometimes revised later, and survived the test of time. To know this process is important for the students who study history. In this seminar, we will examine one of the most famous documents in Medeival England, Magna Carta, and its history and meaning.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-b [専門文献の解釈]
 専門分野の基本文献の内容を正しく理解できる。
 文献の内容を正確に読解することができる。  文献の内容をほぼ正しく読解することができる。  文献の内容を大よそ把握することができる。  文献の内容をある程度把握することができる。
B_B1-d [専門的研究手法]
 歴史学の基本的な研究手法に関する知識を身に付けている。
 歴史資料の操作手法における留意点を非常によく理解できている。  歴史資料の操作手法の留意点をよく理解できている。  歴史資料の操作手法に関する留意点を一通り理解できている。  歴史資料の操作手法に関する留意点をある程度は理解できている。
B_B1-e [専門資料の分析]
 歴史学の基本的史料の性格を理解し、特徴を分析することができる。
 歴史資料の特徴を非常によく分析できている。  歴史資料の特徴をよく分析できている。  歴史資料の特徴を一通り分析できている。  歴史資料の特徴をある程度は分析できている。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : Nicholas Vincent, Magna Carta: Origins and Legacy (Bodleian Library, University of Oxford, 2015).
受講者にはテキストのコピーを配布します。
参考書 : J. C. ホゥルト(森岡敬一郎訳)『マグナ・カルタ』(慶応大学出版会、2000年)。
W. S. マッケクニ(禿氏好文訳)『マグナ・カルタ』(ミネルヴァ書房、1993年)。
城戸 毅『マグナ・カルタの世紀 中世イギリスの政治と国制1199-1307』(東京大学出版会、1980年)。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-e
[専門資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 50%
プレゼンテーション 50%
出席 欠席は回数により成績評価から差し引く。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : メールで応じる。アドレス:tsuzukia@cc.saga-u.ac.jp

授業以外での学習に当たって :  参加者は、自主的に他の文献等を参照して、翻訳作業だけではなく、テキストの内容についても十分に予習と復習をすることを求める。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)